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5月初旬になると、あちこちでゼラニウム・マーケットが開かれます。
ゼラニウムは、スイスの窓を飾る代表的な花で、丈夫で育てやすい上に、開花時期が長いので重宝されているのです。
アッペンツェル・アウサーローデン準州の中では大きめの(?)村・トイフェンでも、5月5日の木曜日から7日の土曜日まで、ゼラニウム・マーケットがありました。
会場は、村役場のようなところ。
ゼラニウムがメインですが、他の植物や木もあります。
でも、ゼラニウムの種類が一番多かったです。
花の色は、赤、オレンジ、ピンク、白、紫。
葉っぱの色は、濃い緑、薄い緑、濃い緑に黒っぽい輪っかがかかったようなもの。
香りが、花からするもの、葉っぱからするもの、花と葉っぱの両方からするもの。
などなど、小さい小さい規模のマーケットなのですが、だいたいの種類は手に入ります。
ゼラニウムは、1鉢5〜6フランくらいで、元気な苗なのでお得感は満載。
人々は、ざっと10〜20鉢を、持参の大きなバスケットや段ボールに入れて帰ります。
屋内には、紫陽花や紅葉などもありました。
もみじはアッペンツェルでも人気で、葉っぱが細いものから太いもの、緑や赤など、種類も豊富。
今日見かけたのは、種がついていました。
地元の人のための、春のお花のマーケット。
この時期にスイスを訪れたら、ぜひ見てみてください。
スイス人のにこにこ笑顔と、元気っぱいの植物に出会えます。