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前回の記事「ローマで街歩きに疲れたら!おすすめの冷たいスイーツの見つけ方!」で、イタリアのジェラートについてご説明しました。こちら
本日は、今ローマで流行りのジェラートの味、人気のある味を調べてみましたのでお届けします!
↑ ジェラート(アイスクリーム)の発祥地イタリア。ジェラート屋さんの作るスイーツもとてもおいしいですね!大抵のジェラート屋さんでは、ジェラートの他にセミフレッドなどのアイスクリームケーキも作っています。こちらのお店「Riva Reno リーヴァ・レーノ」では一つ20ユーロ前後です。
最近のジェラートの人気の味、良く売れている味はジェラート屋さんに直接聞きに行くのが一番だと思い、何軒か行って尋ねてみました。いきなり真顔で質問したので怪しがられた様ですが、何故かイタリア語のアクセントがシチリア人に似ていると言われ、シチリア育ちの子から楽しい質問が来ました!(?)と言うことで快く答えてもらえました。最近、南の方のドキュメント番組を良く見ていたので、言葉がうつったのかもしれません。
売れ筋商品の答えには、どこのお店も必ず「ピスタチオ」「ジャンドゥーヤ」の二つが入っていました。ジャンドゥーヤはチョコレートの種類にもありますが、チョコレートにヘーゼルナッツなどのナッツ類のペーストを混ぜた味です。食に関して保守的なイタリア人、やはり昔からあるこれらのオーソドックスな味が毎年一番売れているようです。その他には、白ワイン味やリキュール味などのアルコールベースのジェラートも近年、人気があるそうです。お酒の比率が強いものだと酔いそうです。
↑ こちらはイタリア中部のボローニャ生まれのチェーン店「Riva Reno リーヴァ・レーノ」です。ボローニャの地元のジェラート屋さんと一人の弁護士さんが始めた"質"追求型のジェラート屋さんで、イタリアの北部を中心に、現在国内に11店舗あります。ローマ市内にはサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ店の一軒しかありませんが、暑い日には行列の出来る人気店です。とてもおいしいと思います。
↑ 料金表が右手前に見えます。小さなサイズはジェラートの味は2種類選べます。お一つ2.5ユーロです。お姉さんの「何にしますか?」の後に、「巷で今一番流行りのものを2種類下さい!」と答えました。お姉さんは一瞬戸惑いましたが、「"コンテッサ"と"フィオール・ディ・パンナ"が一番人気です。」と返答されたので、それらをいただきました。結果は大正解でした!こちらがその写真です。
↑ イタリアのジェラートは上に生クリームがのせられます。ジェラート屋さんでは、味見をしたいと言えば、小さなスプーンで少し掬ったものをいただけます。
"コンテッサ"は直訳すると伯爵夫人と言う意味です。他のお店では見たことはありません。写真で右奥の色の濃い方です。シチリア島産のアーモンドをベースに、アマレッティと言うイタリアのメレンゲ菓子の一種などを混ぜて、更に中にはカラメルがけにした、かりかりクリスピーなアーモンドが入っています。
一方、"フィオール・ディ・パンナ"はどこのお店にも大概あります。写真の手前側です。パンナは生クリームで、生クリームから良いとこ取りをした白いプレーンなアイスです。アルプスの牛乳をベースにしたアイスは、夏のそよ風の様な爽やかな味がしてとてもおいしかったです。
まとめますと、新商品(例えば、ワイン味やお米味などのエキゾチックなもの)も発売になると話題になりますが、多くの人は、またピスタチオ、ジャンドゥーヤ、フィオール・ディ・ラッテ(牛乳バージョン)、フィオール・ディ・パンナ(筆者がいただいた生クリームバージョン)やチョコレートなどのクラッシックな味に戻って来る様です。夏でしたら、さっぱりしたフルーツ系もおすすめです。有名店でなくてもおいしいジェラート屋さんは山ほどありますので、街で見掛けたら是非試してみて下さい!
インフォメーション:
名称 Riva Reno (リーヴァ・レーノ)
住所 Via Magna Grecia, 25
* 地下鉄A線サン・ジョヴァンニ駅の地上出口の目の前です。ローマ店の地図はこちら。
オープン時間 日~金曜日 12時~深夜1時。土曜日 12時~深夜2時。
ホームページ こちら(英語)