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ズバリ今が見頃!ローマ市営バラ園「バラの谷」は満開です!(6月18日まで)

阿部 美寿穂

阿部 美寿穂

イタリア特派員

更新日
2017年5月18日
公開日
2017年5月18日
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先日、入場無料のバラの谷、ローマ市営バラ園の開園のお知らせをお届けしました。4月21日のオープン仕立ての頃は、バラの花はまだ蕾のものが多かったですが、現在、バラ園のバラの花は満開になっています。今がズバリ見頃です!

↑ 昨日、撮影したものです!右奥に見えるのは、パラティーノの丘のローマ皇帝の住居跡の遺構です。アヴェンティーノの丘の斜面を利用したバラ園には、1.100種類のバラが植栽されています。毎年バラ園のオープンは、4月21日のローマのお誕生日(ローマ建国:紀元前753年4月21日)の日に合わせてあります。

↑ バラ園は北側と南側の2ヶ所に分かれていて、その間をヴァッレ・ムルチア通り(Via di Valle Murcia)が通っています。こちらは北側のバラ園です。写真奥に見えているのは、ローマ市庁舎の鐘楼(La torre della Patarina)と、ヴェネツィア広場のヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の上に乗る、勝利の女神が操る四頭立てのブロンズ像の馬車です。真実の口もすぐそばにありますので、口に手を挟まれに行ったついでにバラ園に行くのも良いと思います!

↑ 古代遺跡をバックにしてバラ園を撮影すると、とても素敵な写真が出来上がります!遺跡が夕焼けに照らされてオレンジ色になっています。ローマの今日の日没時刻は20時27分でした。遅くまで明るいです。

↑ バラ園の柵からも多くのバラがはみ出していますが、それらも美しいです。道路の方からも見てみて下さい!

↑ こちらは、より見応えがある南側のバラ園です。周りに植栽されている木々も、ローマらしいエキゾチックな雰囲気を作り上げています。

↑ バラ園の前にあるチルコ・マッシモです。夕日が射しています。写真の遺構は、チルコ・マッシモに面しているパラティーノの丘の皇帝達の住居跡です。

過去記事:

2014年6月4日号 古代の夢の跡、映画「ベン・ハー」のロケ地チルコ・マッシモ。こちら

↑ 古代の戦車競技場のチルコ・マッシモは600メートルの長さがあります。現在は空き地ですので、中で体操をしている人や走る人も多くいます。昨日の夕焼けです。斜めになっているのは、知らない間にスマホがカバンの中で勝手に撮影してくれたからです。しかし綺麗だったので載せます。茜色のグラデーションを持つ空の中をゆっくりと飛んで行く飛行機です。飛行機の中からはどの様な夕日が見えるのでしょうか!

↑ 面積が広い南側のバラ園です。一般的に女性はお花が好きだと思いますが、バラ園にはスーツ姿で歩くイタリアの男性も多くいます。

↑ 中央には、ハートの形に模られたピンクの蔓バラのモニュメントがあります。こちら側に立ち、ハートの向こう側から写真を撮ると素敵なバラ園が撮影出来ます。

↑ このバラ園の最大の特徴は、芝生に入ってバラに自由に近づけることです。バラ園の見学の所要時間は1~2時間位だと思います。バラ園から徒歩15分以内には真実の口、チルコ・マッシモ、コロッセオ、カラカラ浴場などがあります。お時間がありましたら、それらを訪れる際にお立ち寄り下さい!

インフォメーション:

名称 Roseto comunale (ローマ市営バラ園)

住所 Via di Valle Murcia, 6

*バラ園はアヴェンティーノの丘にあり、正面にチルコ・マッシモ、チルコ・マッシモの横には真実の口があります。

オープン時間 開園は2017年6月18日まで。毎日午前8時30分から午後19時30分。5月20日(土)のみ閉園。

休日 なし

入場料金 入場無料

ホームページ こちら(イタリア語)

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