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ローマを観光していると、車を改造してサンドイッチや飲み物などを売る移動販売車(ケータリングカー)を良く見ます。この移動販売車では、ほぼ100%、ペットボトルの水(ミネラルウォーター)を販売していますが、一体お値段はどの様なものなのでしょうか?スーパーマーケットで買う場合、バールなどで買う場合と比較すると、金額的に大きな差はあるのでしょうか?
↑ 今日もローマは良く晴れていて、太陽は遥か上から私達に強い光線を投げかけています!撮影場所は、ポルタ・マッジョーレ広場です。
↑ バチカン市国の傍です。こちらが市内あちらこちらで見られる移動販売車です。余談ですが、営業が終わって、店をたたんですごい勢いで道路を走っている改造車は面白いです。いつか乗ってみたいと夢見ています。
↑ 移動販売車は、ローマでは多くの場合、バングラデッシュ出身の移民さんが経営しています。車は、観光スポットの近くにあり、サンドイッチ、ミニピザ、パニーノ、スナック類などのお菓子、ジェラート、飲み物などを販売しています。この写真の手前に見える、車の角の部分にあるのが、ミネラルウォーターのペットボトル(500ml)です。
↑ こちらはまた別の移動販売車です。お兄さんにペットボトルの水の値段を聞いてみたところ、料金表を見せてくれました。イタリアでは法律で、販売物の料金表の掲示は義務付けられています。移動販売車によって値段は違いますが、こちらのお店では、常温のペットボトルの水は一本(500ml)2ユーロでした。冷蔵庫で冷やしてあるものですと、2.5ユーロになるそうです。
↑ テルミニ駅近くのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の前にも、いつも移動販売車が来ています。
↑ こちらはまた別の道路で営業していた移動販売車です。今日の日射しの強さが分かるかと思います。テントの屋根を横に広げているので、お店は大きく見えます。
水の値段は当然ながらメーカーによって違いますが、スーパーマーケットでは、ペットボトルの水(500ml)は1本18セント位から買えます。一方、バールでは、同じく容量(500ml)の水は、1本1ユーロ位から販売しています。
観光スポットの目の前で、移動販売車で売られている商品は全体的に少々割高です。しかし、周りにまったくお店がなく、特に夏の観光時で緊急に水分補給をしなければならない場合、持病があって何か食べないと具合が悪くなってしまう場合などは、迷わず利用されることをお奨めします!
移動販売車の中の一軒に料金表を見せてもらったので、一例を記します。ご参考にどうぞ!(2017年6月29日現在の情報)
-ジェラート(小)3ユーロ
-ジェラート(中)4ユーロ
-瓶ビール(330ml)3ユーロ
-瓶ビール(500ml)5ユーロ
-ピザ(小/ 味はマルゲリータ)6ユーロ
-ピザ(小/ 味はキノコ天国)6ユーロ
-ピザ(小/ 味は生ハム三昧)6ユーロ
-パニーノ 6ユーロ
-パニーノ(味はソーセージまたはカツレツの入っているもの)7ユーロ
-クロワッサン 3ユーロ
-プリングルス(大)4ユーロ
-オレンジジュース(330ml)3ユーロ
-コカ・コーラ(330ml)3ユーロ
-ファンタ(330ml)3ユーロ
↑ 丸い形の聖天使城(ハドリアヌス帝/139年完成)が左に見えます。
今日はポコポコと、まるで絵に描いた様なかわいらしい雲が地平線の彼方まで広がっていました。天使は筆者が見ている間にも、大きな羽を揺らしながら、青空の向こうへ気持ち良さそうに飛び立って行きそうです!皆さま、今日もどうぞ良い一日を!