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以前にも数回、ローマで一番おいしいティラミスを食べることの出来るお店「カフェ・ポンピ(Pompi)」をご紹介しましたが、本日は、ポンピで定番のティラミス以外にお奨めのおいしい商品をご紹介します!
ポンピは Gambero rosso(ガンベロ・ロッソ)と言う、レストラン格付けガイド本にも評価されており、地元ローマに限らず広く知られています。ガンベロ・ロッソは、例えるならば"ミシュラン"のイタリア版で、"イタリア人による自国の料理の格付け"です。ですので、ポンピの実力は本物と思われます。
お店は所謂バールの形態をとっており、広い店内では、コーヒーからデザート、軽食、アペリティーヴォまで楽しむことが出来ます。
↑ 牛乳屋さんから始まったポンピのお店を有名にしているのは、ティラミスですが、その他のスイーツも色々あります。この写真にはありませんが、イタリア生まれのドルチェ、パンナコッタのお味は良いです。モンブランは、イタリアのモンブランは日本人がイメージするものとは違います。日本のモンブランのクリームは柔らかいですが、イタリアのモンブランはぐにゅぐにゅと細く分かれているクリームの1本1本が立ちそうに固めです!
↑ 写真の左側に見える箱に入ったものが、テイクアウト用のティラミスです。ポンピには、クラッシック味、いちご味、バナナ味、ピスタチオ味、ヘーゼルナッツ味、森のフルーツ(ブルーベリーなどのミックス)味の6種類のティラミスがあります。
ティラミスの右隣に見えるのは、シチリア島の名物"カンノーロ"です。こちらのものもお味は悪くはないですが、ポンピの100メートル先にある"カンノーロ天国"のお店の方が、シチリア島由来のものはお奨めです。
2017年6月28日号 シチリア系バールはリコッタチーズたっぷりのカンノーロ天国!こちら
そして右側に見えるのはジェラート類です。ポンピはジェラートも良いです。
↑ バールですので、コーヒー類もとてもおいしいです。イタリアでは、コーヒーをサービスする時には必ず温めたカップを使いますが、こちらのお店のカップは他のバールに比べるとかなり熱いです。(← この現象はカウンターで注文する時に、良く見られます)
冬は寒いので、カップをギュッと握りしめて、ついでに手も温めながら飲むので熱い方が嬉しいのですが、夏場は小さなエスプレッソのカップでさえも熱くて手で持てない位の時があります。先日はカプチーノのカップが熱すぎて持ち上げることが出来ず、少し冷えるまで待っていました。兎にも角にも熱々のコーヒーがお好きな方はおすすめです!
↑ こちらは、特においしいコルネット(クロワッサン)類です。他のバールではなかなか見られない香り高いパン生地は、おそらくバターを使用していると思われます。写真の右側のものは、ホワイトチョコレートやピスタチオクリームが入っているコルネットです。その他には、各種ジャム入り、ハチミツ入りなどがあります。一番のお奨めは、ピスタチオクリーム入りのものです。
イタリアの朝ごはんは甘いもので済ませますが、慣れてしまうと軽い朝ごはんも良いものです。バールは面白いですので、イタリアではどうぞバール文化をお楽しみ下さい!
インフォメーション:
名称 Pompi (ポンピ)
住所 Via Albalonga, 7B-9-11(本店)
* 行き方は、最寄の地下鉄A線レ・ディ・ローマ(Re di Roma)で下車して徒歩1分、ポンピのすぐ近くに大きなスーパーマーケット「Sma Simply City」もあります。
オープン時間 午前7時~深夜1時30分。月曜定休。
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