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ローマのバールでよく見られるお菓子のご紹介ですが、今回で5回目となりました。イタリアのバール(Bar)は近所の人達とおしゃべりをしながらコーヒーを飲んだり軽食もとれる、社交場のような役割を果たしています。日本のコンビニの様にあちらこちらにあり、ふらりと入れるバールは、朝早くから開いていて、カウンターでカプチーノとクロワッサンなどで朝ごはんを摂る人も多いです。
"ローマのバールで良く見かけるスイーツ"シリーズの5回目は、リコッタチーズのラビオリ(Ravioli alla Ricotta)という焼き菓子の一種をご紹介したいと思います。
今までにご紹介したスイーツ:
第一回目: ローマのバールでよく見かけるスイーツ。その1 オッキオ・ディ・ブエ (牛の目玉) こちら
第二回目: ローマのバールでよく見かけるスイーツ。その2 筒の中にどっしりリコッタクリーム、カンノーロ こちら
第三回目: ローマのバールでよく見かけるスイーツ。その3 さくさくの食感!扇形のパイ、ヴェンターリオ こちら
第四回目: ローマのバールでよく見かけるスイーツ。その4 スリッパの形の大きなパイ、チャバットーネ こちら
↑ バールのカウンターです。真ん中の大きな三日月形をしたものが、リコッタチーズのラビオリです。"ラビオリ(Ravioli)"という言葉は、詰め物をしたパスタの種類の一つとして聞かれることが多いと思います。
ラビオリの左側にあるものは、どちらかと言うとナポリなどの南イタリアで良く見るお菓子です。それでは中央のこの大きなラビオリを一枚、試してみましょう!
↑ こちらの"ラビオリ"の方が馴染みが深いかもしれません!ほうれん草とリコッタチーズが詰まったラビオリには、くるみソースがかけてあります。イタリアではメジャーなプリモ・ピアット(第一皿目)の一品です。
↑ 手元に来てみたら、思ったよりラビオリは大きかったので焦りました。一度食べ始めた食べ物は何でもなくなるまで食べないと気が済まないので、途中で止めると言うことが出来ません。全部食べるとスッキリします!しかし心配は無用で、焼き菓子はとても香ばしく、サックサクの口当たりであっという間に全部食べてしまいました。中の白い部分がリコッタチーズで、少しだけ柔らかいです。
イタリアでバールに入る機会がありましたら、こちらのお菓子のラビオリもお試し下さい!
バールのお菓子類はお持ち帰りも出来ます。
ご参考までに、ローマの市場(バール)での平均価格は、1枚1.5ユーロ(約195円)前後です!