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今日は、今の時期に楽しめるローマらしいイベントについてお届けしたいと思います。ローマでは、オペラはオペラ座(二つ下の写真参照)で通常は行われますが、夏の間はカラカラ浴場の遺跡で野外オペラが開催されています!(2017年の場合は、イベントは6月中旬~8月10日頃まで開催)
↑ 日が暮れ始め、ライトアップが始まったカラカラ浴場。カラカラ帝の治世下の216年に完成した浴場は、1回で約1600人、1日で6000~8000人が入浴することが出来ました。遺跡ですので、日中は普通の観光スポットの一つとして訪れることが出来ます。
↑ ローマのオペラ座(ローマ歌劇場)です。オペラのシーズンは、10月下旬~7月初旬位までです。オペラ座の中には幾つか劇場があって、オペラ(歌劇)の他には、バレエ、クラッシックコンサートなどが年間を通じて催されています。以前(2013年秋頃の記事)にもこちらのオペラ座のご紹介をしたことがありますが、オペラは音楽や芸術に興味がなくても、色々な意味で楽しめるイベントです。
まずは、イタリアが発祥地のオペラは、本場で聞く生声は日本に輸入されたものと全然違うと言うことがあります。芸術系はイタリアはやっぱり強いです。また15ユーロ位からチケットが購入出来るので、イタリアでは本格的なものが安価で楽しめます!
↑ 一昨日の夜のオペラの開場時に撮影しました。カルメン(Carmen)の公開日です。写真の左奥に見えるのが、古代ローマ遺跡、カラカラ浴場です。
訪れる場合の服装は、女性はドレス(ワンピース)の様なものを着る人も多いですが、特に決まりはありません。写真を見ていただくと、入場して行く人達の中にも、スーツの人もいれば、ややカジュアルな格好の人もいらっしゃいます。ですので、ご自分が思う、清潔で小奇麗な服装でお出掛け下されば大丈夫です。
↑ 入口へ向かうお客さん達です。イタリア人の友人が教えてくれたのですが、お洒落(服装と身だしなみ)とは、お洒落している自分は見えないので、結局は周りの人を気持ち良くさせるものであって、これは周囲への優しさとマナー、気遣いであるという言葉を聞いて、なるほどと思ったことがあります。
一般的にイタリアの方は、男女問わず身だしなみ(ルックス)にとても気を配っています。また、他人のお洒落にも敏感なので、イタリア人の友人といると、「かわいい!」「すごく素敵!」「君にぴったりさ!」などと、すぐに口に出して褒めてくれることでしょう。
↑ 少し離れた位置には、この目印の看板が立っています。オペラは開演時間は21時頃なので、昼間の観光時間を無駄にしません。会場の雰囲気を味わうだけでも面白いです。古代遺跡の間でオペラが鑑賞出来るのはローマだけかもしれませんね!
カラカラ浴場でのオペラのチケットの購入方法には、下記の3種類があります。
1. ローマ・オペラ座のホームページ(下記のリンク参照)より購入
2. ローマ・オペラ座の窓口で購入。営業時間は月~土曜日 10~18時、日曜日 9~13時30分。
3. カラカラ浴場にて購入。当日分のチケットのみを開場直前に販売。こちらで売られる数量は少ないそうなので、すぐに売り切れてしまう可能性もあります!
インフォメーション:
名称 Terme di Caracalla (カラカラ浴場)
住所 Viale delle Terme di Caracalla, 52
* カラカラ浴場は、最寄りの地下鉄B線チルコ・マッシモ駅から歩いて8分程です。