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はじめまして、タイのバンコク在住のmarieです。
この度、地球の歩き方・バンコク特派員を担当することになりました。
突然ですが、聞かれると困ってしまうのが、「海と山、どっちが好き?」という定番の質問。
なぜか2択なんですよね…。私が好きなのは、どの国に行っても「街」!
現在暮らしている、バンコク。
この街には、喜怒哀楽、そして驚きや希望もぎゅっと凝縮されたようなエッセンスがいっぱい詰まっています。
変化が激しいバンコクの、旬なワンシーンを切り取ってお届けできたらいいな、と思っています。
さて、旅行先としても人気がある、タイの首都「バンコク」。
みなさんは、どんなイメージをお持ちですか?伝統あるお寺、象、タイ料理にタイ式マッサージ。屋台やナイトマーケット、ご利益があるパワースポットなどなど、詳しい方はもっとご存知かもしれません。
そもそも私が持っていたバンコクの印象は、というと。
タイ料理はもともと大好きでしたが、特にこれといったイメージもないままバンコクで暮らしはじめてしまいました。そういえば、ナラヤ〔NaRaYa〕のグッズはよくインターネットで購入していたけれど、タイ産の商品だとはあまり意識していなかったかもしれない…。
ほとんど先入観がない状態でスタートしたので、何もかもがカルチャーショックの連続です。
まず驚いたのが、とってもきらびやかなデパート!
日本にいる時は、頻繁にデパートに行って遊ぶという習慣がありませんでした。
しかしここ、バンコクではデパートが面白いんです!
デパート内には、スーパーマーケットや銀行など、日常生活に関わりのある施設も入っているため行く機会も多いのですが、何度行っても全く飽きません。
というのも、毎日と言っていいほどイベントやフェアが催されていて、ちらっと覗くだけでも面白いのがバンコクのデパート。
バンドの生演奏、ドリアンやフルーツの食べ放題、時にはオシャレ小物が並ぶブース、オーガニック野菜の販売会、そして季節のイベントやイルミネーションの数々。
ご旅行でいらっしゃる際も、きっと何かしらの催し物が開催されているかと思います。
バンコクだけでなく、タイの名物を発見するチャンスでもあるので、ちょっと寄って見てはいかがでしょうか。
かと思えば、そんな眩しいデパートのすぐそばで、30円ほどの焼き鳥の屋台が並んでいるのもバンコクではよく見られる光景です。屋台で売られているのは、焼き鳥、焼き魚、ソムタム(青パパイヤのサラダ)、そしてスイーツまで幅広いラインナップ。
老若男女問わず、買ったその場でパクパク食べていたり、人々の暮らしに溶け込んでいるのを目にすることができます。
バンコク名物の一つでもあるこの屋台ですが、規制が変わったことにより、特にこの1年でその姿がぐっと減っているのを実感します。
例えば、少し前までのガイドブックや情報サイトにはよく掲載されていた、スクンビット ソイ38の屋台街。かつてはこんな賑わいを見せていました。
現在では、屋台の撤去・取り壊しが行われ、工事が続いています。
街の名物が無くなっていくのは、ちょっとさみしいな、というのが正直なところです。
店舗数は減少しましたが、一部では引き続き営業が続いています。
旅の思い出に、ちょっとのぞいてみるのはいかがでしょうか。
古いものが少しづつ姿を消し、次々と新しい表情を見せるバンコク。
「東京より変化が激しいのでは?」と感じるほど新旧が混在している場所です。
まだまだ知らないことがいっぱいある私ですが、バンコクの旬なワンシーンを集めてお伝えしていきたいです。
どうぞよろしくお願いします。