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徳島特派員のかおりです。秋も深まり、果物の美味しい季節になってきました。今回は、徳島の柑橘について紹介したいと思います。徳島は実は柑橘王国で、様々な種類の柑橘を作っています。代表的なのは、すだち。徳島の人は、何にでもすだちをかけたり入れたりします。味噌汁にまで入れるんです。徳島に来て初めて知った柑橘は、ゆこう。「柚香」と書きます。知らないのも当然で、全国生産の99%が徳島なのです。先日、ゆこうとゆずの収穫をさせていただきました。
今回収穫したゆずは青ゆずといって、黄色くなる前のゆずです。冬のゆずとは違ってさっぱりした味わいです。枝にはとげがたくさんあります。
左側の2つがゆこう。つるつるで滑らかです。右側の2つがゆず。でこぼこしており、お尻がデコポンのようにぽこっとなっています。
徳島の神山・上勝・勝浦辺りでは緑色の果実をたくさん見かけるのですが、すだちなのか、ゆずなのか、ゆこうなのか、はたまたみかんなのか、全く区別がつきませんでした。今回教えていただいて少しわかりました。皆さんも見付けたら何の実か当ててみて下さいね。これらの柑橘は産直市で販売されています。私がよく行くところは、勝浦町の「よってネ市」です。9月末に行ったときは、大量の箱入りすだち、高級ぶどう、早生みかんが目を引きました。徳島県のスーパー、マルナカやキョーエイでは生産者さんが直接果物や野菜を持ち込んで販売しているコーナーがあり、こちらでも見かけます。見たこともない変わった野菜などがあって面白いです。皆様、よい週末をお過ごし下さい。