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ローマにも様々な国の料理のレストランがありますが、美味しいレストランを探す時は、その国出身の知り合いにお勧めのお店を尋ねることにしています。食べ物については、やはり自国の人が一番良く知っていると思うからです。先日、中国人の友人達が、皆で夕食に行くと言うので、筆者も一緒に連れて行ってもらいました。三人とも中国生まれの中国育ちで、出身地も年代もバラバラです。このメンバーでは、筆者が一番お姉さんです。
↑ お店は、中華料理/日本料理/ブラジル料理のレストラン「ラ・ドガーナ・フード(La Dogana Food)」です。「ラ・ドガーナ・フード」は、下町と言われるテスタッチョ(Testaccio)にあり、500人以上入れる大きなお食事処です。中華料理、イタリア料理、日本料理、ブラジル料理の4種類が一度に食べれるレストランです。
↑ レストランでは、普通にメニューの中から単品を注文出来ますが、ビュッフェ・サービス(バイキング方式)を注文すると、カウンターに並んでいる色々な種類のお料理が食べ放題なので、そちらを頼むことにしました。こちらはイタリア料理のコーナーです。この前には、好きなお魚やお肉を選ぶと目の前で焼いてくれるお魚とお肉コーナーがあります。
↑ こちらは中華料理の鍋コーナーです。友人の一人が筆者の為に鍋を作ってくれています。お豆腐やもやし、しらたきなどもあります。入れる具はお任せで、中国の実家で食べている様にやってもらいました!
↑ お稲荷さんが大好物なので、この位置で油揚げを見て目を潤ませました(そのことは内緒)。
↑ 鍋が出来ました。しらたき、もやし、豆腐、クコの実などが入っていました。まずは着火してから、食べる時のたれを作りに行きます。手前のお皿で筆者が食べているものは、もうデザートで、ブラジル料理のシナモン・パイナップルを食べているところです。横をパイナップル屋が通りかかったので、すぐに捕まえました。甘くジューシーで温かいデザートです。この一品については、この後、ご説明します。
↑ 鍋の具に付けるたれを作ってもらいました。味噌の様でしたが、ピリ辛味でした。レストランは日本料理も食べれるので、寿司コーナーもあります。今日は中国の友人達と来ましたので、和食ではなく、皆と一緒にチャーハンや餃子などの中華料理を中心にいただきました。
↑ 店内はモダンで落ち着いた雰囲気です。
↑ キラリとナイフが怖いですね!この日の夜は、ざっくりですが、イタリア人のお客さんが5割、中国人のお客さんが4割位に見えました。食事中には、テーブルに出来立てのお料理をのせたワゴンもやって来ます。これは、シナモン・パイナップルで、今からパイナップルに入刀するところです。
↑ 甘くて最高にジューシーなパイナップルにシナモンシュガーがかかっています。とてもおいしくて震えます。回って来るお料理は毎日違うそうです。この日は、生ガキ、ロブスターのパスタなどが通過しました。
↑ この日のデザートは、チョコレートムース、ティラミス、桃のプリン、スブリッチョラータ、ミントゼリー、カットフルーツやフルーツポンチもありました。
こちらのお店では、中華、和食、イタリア料理と一度に様々な種類の料理がいただけるので、楽しいと思います。それではブォナペティート(召し上がれ)!!
インフォメーション:
名称 La Dogana Food (ラ・ドガーナ・フード)
住所 Via del Porto Fluviale, 67b Roma
オープン時間 時間帯は変更することもある為、詳細は下記のホームページをご覧下さい。
料金 上記のブッフェ形式(食べ放題)の場合、昼食はお一人様12.90ユーロ(月~金曜日)、14.90ユーロ(土・日曜日、祝日)です。一方、夕食はお一人様19.90ユーロ(月~金曜日)、20.90ユーロ(土・日曜日、祝日)です。(2017年10月23日現在の情報)
食べ方には一つだけ、ルールがあります。食べ物を無駄にしない為に、お皿には食べ切れる分をのせてテーブルに持って行きましょう。大量に残すと罰金となる場合があります。(5~20ユーロ)
ホームページ こちら