キーワードで検索
今月は月末までバチカン市国の中のバチカン図書館で仕事が入っています。昨日、17時の勤務時間終了後に皆で夕食を食べに行くことにしたのですが、レストランが開く19時30分まで時間があるので、バチカン近くのホテルの屋上バーで一杯飲むことにしました。その時に茜色の美しい夕焼けを見ることが出来ましたので、お届けします!
↑ アトランテ・スター・ホテルの屋上バーのソファに深く身を沈めて、シャンパン片手にゆったりとしたひと時を過ごします。まだ暖かいローマです。座っていると気持ちが良過ぎて寝そうになるので危険です。
イタリアにはアペリティーヴォ(Aperitivo)と言うものがあります。アペリティーヴォは夕食前に軽く食前酒を飲みながらちょっとしたものをつまむ、夕食前のウォーミングアップといったところでしょうか!
こちらは18時20分頃に、夕焼けが始まった時の写真です。バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂がくっきりと見えます。このホテルの屋上ガーデン(バー)では、ローマのパノラマが360度楽しめます。ご参考までに、簡単なアルコール類でグラス一杯7ユーロ程度です。(2017年10月27日の情報)
↑ 別の日の夕方に来た時のものです。
ホテル・アトランテ・スター(Hotel Atlante Star):住所 Via G. Vitelleschi, 34
↑ 茜色と鮭色の夕焼けが、水平線を塗り潰す様に横に広がって行きます。マーブル模様と言いますか、色々な色が混じり合い非常に美しいです。
↑ 真上を見上げると月が見え、その手前にはピンク色の雲が一面に広がっています。本当にピンク色でびっくりしました。あの中に入ってみたいです。左端に見えているのは屋上テラスのパラソルです。
↑ 段々暗くなって来ました。暗くなると同時に、サン・ピエトロ大聖堂のライトアップが始まります。昨日のローマの日没時間は18時10分でした。
↑ 夕焼け空をバックに、くっきりと影絵の様にシルエットを浮かび上がらせる大聖堂のクーポラ(丸屋根)。ルネサンス時代に着工された大きなクーポラです。ここからではそうは見えませんが、直径50メートル近くもあり、高い建物がなかった昔はどこからでも見えたので、ローマ近郊の羊飼い達がローマの方向を確かめる為に目印にしていました。心地良い夕方のそよ風にそっと頬を撫でられて(酔いが回って来た頃?)、いつまでもこのスペクタクルを見ていたいと思いました。皆さま、いつか美しいローマの空を見に来て下さい!