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昨日はペルージャへ行って来ました。毎年、11月1日の諸聖人の祝日(死者の日)にはペルージャで"死者の市"が出るのです。この死者の市の為に、イタリア全国から様々な業者が集まって来て、屋台の数は500にも上り、とても賑やかで楽しい数日間となります。
ペルージャには昔3年近く住んでいたこともあり、筆者にとってはローマの次にリラックス出来る町となっています!今日はペルージャで良く知られていて地元っ子でいっぱいの、おいしいジェラートを作るジェラート屋さんをご紹介します。
↑ イタリアの緑のハート(緑の心臓)と呼ばれるウンブリア州の州都ペルージャ。今年の秋は暖かい為、まだ紅葉している木々は少ないです。町の中心にあるイタリア広場の近くのカルドゥッチ庭園からのアッシジ方向の眺めです。丘陵地帯が美しいです。
↑ ローマとの大きな違いは、この静けさです。ここでは、鳥のさえずりや風の音がはっきりと聞こえて来ます。いつまでも誰も通らないペルージャの路地裏に一人佇むと、自分の存在が消えて空気の粒子になってしまったかの様な不思議な感覚にとらわれます。ペルージャの人口は約17万人です。
↑ ペルージャ外国人大学の本部校舎近くからの眺めです。丘の上の美しい古都、それがペルージャです。
↑ それでは、数々の賞を受賞している、おいしいジェラートを作るジェラート屋さんをご紹介しましょう!「イル・ジェラート・ディ・マストロ・チャヌーリ(Il Gelato di Mastro Cianuri)」です。
昔(今の店長のお父さんの代)はもっとペルージャ駅よりの場所にありました。ジェラートは25種類程度と多くはありませんが、幾つかの種類は絶品で、このおいしさはどこにも負けないと思います。このお店は今年4月から、街の中心部のマッテオッティ広場にも小さなお店をオープンさせました。ペルージャ観光案内所やスーパーマーケット・コープ(生協 COOP)のすぐ近くです。
↑ レモン、イチゴ、ヨーグルト、ピリ辛カボチャ、栗味などが見えます。このお店の栗味(写真手前一番左)は栗そのものの味がします!濃くて、口の中にまろやかなマロンクリームが残るかの様です。
↑ こちらにはチョコレート、ピスタチオ、ピスタチオとオレンジ、ミルク、ヘーゼルナッツ、バッチチョコ(バッチチョコレートを作るペルジーナ社はペルージャ生まれ)などがあります。奥の列の左から2番目は"ピノラータ"、松の実がごろごろ入った松の実味です。松の実味を作っているお店はイタリアでも珍しい方だと思います。かなりおすすめです!
インフォメーション:
名称 Il Gelato di Mastro Cianuri (イル・ジェラート・ディ・マストロ・チャヌーリ)
住所 Via Ruggero D'Andreotto, 19/N Perugia
* ペルージャ駅(鉄道駅)から徒歩10分。
ホームページ こちら(イタリア語)