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タイを代表するお祭りの一つ、ロイクラトン(Loi Krathong Festival)。
クラトンとは、灯篭のこと。
いわゆる灯篭流しですね。
明かりを灯した灯籠を川に流し、川の女神に祈りを捧げるという行事です。
収穫に感謝するという意味合いもあるそうです。
下の写真は、よく見られる灯籠のタイプ。
バナナの葉の上に花が飾られ、ろうそくやお線香などが載せられています。
価格は、大きさや飾り付けの度合いによって異なり、30バーツから300バーツ前後が多かったです。
ロイクラトンが開催されるのは、毎年旧暦の12月の満月の夜とされています。
※催し物の開催場所によって、祭典の期間は異なります。
ロイクラトン発祥の地であるスコータイや、チェンマイでのイベントが有名ですが、バンコクでも催されています。
私は、11月3日にチャオプラヤー川周辺へ行ってきました。
BTSのサパンタクシン駅からほど近いお寺。
タイの人々で、とても賑わっていました。
お寺の入口から川に行き、そこからクラトンを流す方が多いようです。
私もロイクラトンに参加しようと思ったのですが、人が多くて断念。
そのかわり、ろうそくに火を灯し、水に浮かべてきました。
ささやかな灯篭流しとなりましたが、思い出に残る一瞬でした。
周辺では、仏像にお祈りをする方々の姿があちこちに見られました。
小さな子供や、10代・20代のみなさんが神妙に手を合わせる光景も。
タイの皆さんにとっては、大事なイベントなんだなあと実感した1日でした。
夜空を見上げれば、お寺の入り口を背景に、まん丸の月。
そして有名な廃墟ビルもそびえ立っています。
なんだか、バンコクらしいワンシーンでした。