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夜に強くなる!
12月ですね。
多分この時期になると全国あちこちでイルミネーションに街が彩られることと思います。おそらく特派員ブログも全国イルミネーション祭りとなっていくでしょうが、滋賀も流れに逆らうことなくイルミネーションイベントの紹介です。
実は僕、これまでブログの画像をスマホで撮影していたんです。晴れた日はスマホでも十分綺麗に撮れるんですが、夜景や室内など光量が少ないとどうしても手ぶれがひどかったり、うまく撮影できなかったのでこの度デジカメを購入いたしました!
そんなデジカメの威力を試すにはこの時期定番のイルミネーションが最適ですよね。
湖国の迎賓館
というわけで、行ってきたのは「びわこ大津館」。
ここは昭和9年に建てられ、「湖国の迎賓館」として昭和天皇やヘレン・ケラー、ジョン・ウェイン、川端康成など多くの要人が利用した「旧琵琶湖ホテル」なのです。現在の琵琶湖ホテルが新しく浜大津に出来るに伴い、「びわこ大津館」として残されることになりました。
洋風と和風がミックスしたようなこの造りは「桃山様式」と言われるもので、東京の歌舞伎座と同じ設計事務所でデザインされています。
琵琶湖を望む柳ヶ崎という半島に位置し、5,900㎡もの広さを誇るイングリッシュガーデンがあります。
エントランスをくぐれば歴史と格調の高さを感じる室内。さすが迎賓館といった雰囲気。
2階には大津の夜景を眺めることができるテラスが・・・
沈み込むように真っ暗な琵琶湖を包み込む大津の街の灯り。これだけでも十分見る価値あります。
光のせせらぎ・・・水がテーマのイルミネーション
そのイングリッシュガーデンですが12月1日~2月14日までの期間、イルミネーションによって彩られています。
今回は成安造形大学の学生が参加して作られた水をテーマにした光のアートがイングリッシュガーデン一杯に展開。
7つのゾーンで水の形を巡る構成になっています。
入場ゲートをくぐって最初のゾーンは水滴を表している「水鞠エリア」。
その先の壁の向こう側へ・・・
すると、
雲を表現している「雲海エリア」に。半透明な布が風にそよぎ見たことない幻想的な空間です。
さらに進むと、
目の前一面に青い光の流れが広がります。ここは「岩清水のエリア」。
その流れに浮かび上がるのはピンクにライトアップされた「四季桜」です。真冬の桜とイルミネーションのコンビはなかなかお目にかかれません!
光の川の流れに沿って奥へと誘われていきます。
たどり着いた先には、
滝を表現した「水簾のエリア」に浮かび上がる光のドームが・・・
ここから今来た道を振り返ると、まさに水の流れのような光の空間が広がっています。
そして今度は湖を表現した「水鏡のエリア」へ。
最後は"どぼん"と水の中へ入っていきます。(という表現ですけどね。)
「淵然のエリア」はまさに水の中にいるような、下からも上からも青い光に包まれた空間になっています。
しばらく茫然と眺めてしまうような、青い光たち・・・。向こう側には桜も浮かび上がっています。
橋を渡ればこの幻想的な水の世界から現実の世界へ戻ることに・・・。背景に浮かび上がるびわこ大津館の建物自体もこの幻想的な世界観に一役買っていますね。
まとめ
草津まちあかりでも大変面白かった成安造形大学のアイデアいっぱいのイルミネーション。
この冬、他とは違ったイルミネーションの世界を体験できると思います。
びわこ大津館2107冬季ライトアップ「光せせらぐ冬の庭」
期間:2017年12月1日~2018年2月14日
ライトアップ時間:17時~20時30分
入場料:(大人)250円 (小中学生)100円
【びわこ大津館】
営業時間 9:00-22:00
(受付時間 9:00-19:30)
〒520-0022
滋賀県大津市柳が崎5番35号
TEL:077-511-4187
FAX:077-511-3228