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タイでは、1年を通じ、各地でマラソン大会が行われています。その中でも、11月に行われた「第30回バンコクマラソン」に初めて参加してきました。人生初のマラソン大会が、いきなり国際大会に出場という無謀な挑戦でしたが、何とか10キロのコースを完走。結論からいうと、「出場してよかった!」と思えるイベントでした。普段は渋滞しているバンコクの街を、朝日を見ながら駆け抜ける爽快感!そして、苦しみながらも自分のキモチと戦いつつ、最後まで走りきる達成感!運動オンチの私ですが、それなりに感じるところがあったバンコクマラソンとなりました。
記念に、ちょっと大会の模様をお届けしたいと思います。
バンコクマラソンとは
今年の大会が、第30回目となるバンコクマラソン。タイ国内で開催されるマラソン大会の中では、最も歴史があるのだそう。チャオプラヤー川を超え、バンコクのランドマークを通過しつつのランが特徴です。
※今回、スタート地点が、王宮(Grand Palace)からピッサヌローク通りに変更されました。
バンコクマラソン 2017
開催日:2017年11月19日
種目:フルマラソン 42.195km、ハーフマラソン 21km、ミニマラソン 10.55km
スタート地点:ピッサヌローク通り
ゴール地点:ピッサヌローク通り
年齢制限:コースにより異なる
※各コースごとに、制限時間が設けられています。
公式ホームページ:2017Bangkok Marathon
ハイライトはラーマ8世橋!10km・コースルートの景色
私が参加したのは、10kmのコース。まだ暗闇の残る、午前5時半のスタートです。フルマラソンの場合は、午前2時のスタートという驚異的なスケジュール!体調管理も重要な課題ですね。
スタート前は、場を盛り上げる司会のアナウンスや、リズミカルな音楽で大賑わい!
折り返し地点に到達し、ゴールを目指してあと半分!この頃には、空はうっすらと明るくなり始めていました。行きにはまだ暗かった橋も、輪郭を見せ始めています。チャオプラヤー川も、朝日のもとでその流れが見えてきました。
諦めかけた終盤戦、声援に助けられる
コースも半分以上が過ぎ、ここからがきつかった!体力も集中力も切れ、「誰か助けに来てくれないかな…」と雲を眺めてみたのもこの頃です。あともう少し、というところで、練習不足だった日々を突きつけられました。歩くのもしんどくなり、足も止まり気味…すると、何やら声援が聞こえてきました。なんと、先にゴールしたランナーのみなさんが、「もう少しだよー!」「頑張って!あなたなら出来る!」などと口々に応援してくれていました!
私だけでなく、ゴール付近では疲労のあまりペースダウンしているランナーがちらほら。確かに限界の地点だったかもしれません。こういう時に、声援に助けられることって、本当にあるんですね。思わず目頭がアツくなったワンシーンでした。そして、なんとか制限時間内にゴール!
今回は、まずは完走すること!を目標に参加したバンコクマラソン。
あわよくば、10キロを1時間以内に走れたらいいな、という夢を抱いた瞬間もありましたが、見事に玉砕。1時間オーバーでのゴールでした。※10キロコースの場合、制限時間は1時間半。
初参加の教訓は、「地道に練習を重ねること」でしょうか。体力不足を実感できる、いいきっかけになりました。そして、何と言っても早朝のランドマークを見つつのラン!非日常の景色が見られるという、貴重な体験ができて、バンコクでのいい思い出になりました。思い切って出場して、良かったです!
手荷物の預け入れやマッサージのテントも!会場設備はこんな様子です
スタート/ゴール地点前のエリアには、参加者のためのテントがズラリと並んでいます。水やジュースなどのペットボトルが各所で配られ、マッサージが受けられるテントも完備されていました。
医療テントもバッチリ!そして、ランの前後には協賛企業からの様々なグッズをもらうことが出来ました。なんだか太っ腹!
※主催する企業によって、このあたりの充実度は異なります。
こちらは、大会前(ゼッケン受領時)に提供されたグッズの数々です(一部)。スプレー式の湿布や、シャンプー、歯磨き関連の商品など、協賛企業からのプレゼント。
また、大会に参加するにあたって手荷物がある場合でも、専用の窓口があるので安心です。
バンコクマラソン・次回は、2018年11月18日開催予定
来年の開催は、11月18日に予定されています。例年、日本からのバンコクマラソンツアーも催されているそうです。1年後の大会に向けて、今からランニングの練習をスタート!してみるのはいかがでしょうか☺