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今回の伊豆・静岡特派員ブログは休暇村南伊豆、児玉がお届けします。
まずは下田と紅茶の縁について。初代アメリカ総領事として下田に着任したタウンゼント・ハリス。
1857年にハリスさん、徳川家定公(13代将軍)に手土産として紅茶30kgを献上したそうです。
と、いう訳で、紅茶とのゆかりを感じさせる下田で飲める紅茶がその名も、"開国下田紅茶"。
下田で育てられた"やぶきた"種の無農薬茶葉を丁寧に手作業で収穫。
年間わずか100kgほどしか収穫せず、乾燥させるなど工程を経て、"下田開国紅茶"として商品になるころには、ハリスさんの献上した30kgよりも少ない20kg。大変貴重な純国産・和紅茶です!
ペリーティー(ストレート)・ハリスティー(ハーブ)・プーチャチンティー(アップル)・しょういんティー(甘夏みかん)。下田にゆかりのある人々の名前を冠した紅茶は各650円/30gと、価格もサイズもお土産にピッタリ。
今回"下田開国紅茶"のお話を伺ったカフェ"らくら"さんは、下田市内、稲生沢川にかかる"新みなと橋"の目の前にあり、お土産はもちろん、店内で"下田開国紅茶"を飲むことができます。
いただいたのはペリーティー(ホット450円)。ほのかな甘みを感じる"どっしり王道"の紅茶といった感じで、和食にも合うそうです。じつは和紅茶。北は青森、南は沖縄まで、日本全国45都府県665か所(2017年調べ)で製造されており、それぞれの地域、製造者により味に特徴があり、その違いを楽しめるため近年、和紅茶はそれぞれ個性をもった地元の特産品、"地紅茶"として広まりつつあるそうです。
らくらさんでは全国の和紅茶を地域の特性をもった地紅茶として発信する活動もされており"開国下田紅茶"はもちろん、日本全国、多くの地域の和紅茶をいただくことができます。
地球の歩き方読者の皆さんは個人旅行で国内を自由に旅されることも多いかと思います。
日本各地をご旅行の際、その地域の特徴がある"地紅茶"に出会い、お気に入りの一杯を探していただければ光栄です。
らくら
静岡県下田市1丁目7-9
10:30~21:00
定休日 毎週木曜日 第4水曜日
(2018年2月12日から2018年2月18日までは臨時休業)