ペナンでプラナカン文化を鑑賞・本格ニョニャ料理が食べれるおススメのお店

マレーシア、ペナンを訪れるなら絶対食べて欲しいのがペナンならではのニョニャ料理。

その昔中国から移住してきた華人と呼ばれる人達が現地マレーシアの女性と結婚し中国文化とマレーシア文化が混ざったMixカルチャーが生まれました。その中の一つがニョニャ料理。

華人とマレー人の間に生まれた混血mixの家庭に伝わる伝統料理でペナンを代表する郷土料理です。

ニョニャ料理は中華の食材を中華料理で使う調理器具と食器を使いマレーシアのハーブとスパイスで味付けした料理で、見た目は中華料理ですが味はスパイシーでエスニックなのが特徴です。ニョニャ料理の独特な味付けは好き嫌いが分かれるといわれますが、ペナンに来たなら絶対食べて欲しいお料理です。

今日はそんなニョニャ料理が食べれるペナンでも有名なお店「Perut Rumah Nyonya Cuisine」をご紹介します。こちらのお店は料理だけでなく店内の装飾も素敵なんです！店内にはたくさんプラナカン文化を感じるものが展示されておりそちらを拝見するだけでも一見の価値があるお店です。

Perut Rumah Nyonya Cuisine

落ち着きのある店内には大きなテーブル席がいくつもあって円卓の中華テーブルがペナンらしいです。

壁の素敵な絵は絵画ではなくなんとこれプラナカンタイル。こんな大きな作品はなかなか見られるものではありません。ペナンらしい素敵な雰囲気です。

美術館にきたような素敵な店内。お料理を待つ間に店内をゆっくり拝見させていただきました。

インスタ映えもバッチリ→Marina.のインスタ

コチラも圧巻! プラナカン食器

ピンク、ブルー、イエロー、カラフルで独特なデザインのプラナカン食器。日本ではなかなか見る機会はありませんね。

本当見てると欲しくなっちゃいます。ペナン島、ジョージタウンには小さなアンティークショップが沢山あります。欲しいなと思った方は街歩きの際にぜひ小さなお店を覗いてみて下さい。こんな所あるかなっていうようなお店にこっそり置いてあるんです。宝探し気分でとっても楽しいですよ。

それではそろそろお料理のご紹介を。

Kuih Paiti | パイティー

RM3.9(￥107)

こちらパイティーと呼ばれるニョニャ料理では前菜にあたる一品。

パリパリの皮に大根やエビを煮込んだ具が詰まってます。3種の甘辛ソースをつけていただきます。

お次はこちら。

Otak Otak | オタオタ

RM5(￥136)

魚のすり身にココナッツやスパイスを加え、バナナの皮で包んで焼いたものです。

ニョニャ料理、定番の一品です。

上左から順に

Kari Kay(S)

RM15(￥413)

ニョニャカレーチキン。酸味が効いたスープをごはんにかけていただきます。

Kerabu Hai Tay(S)

RM14(￥385)

甘辛だれがクセになるサラダ。私はこの味が大好き！

Otak Otak

RM5(￥138)

Lok Bak

RM9(￥248)

肉巻き春巻きみたいな感じでパリッパリッの皮で包んであります。

Nasi Ulam

RM9(￥248)

マレーシアらしい香辛料とハーブがたっぷり入った混ぜごはんです。

以前こちらの記事「火曜の夜はナイトマーケットへ行こう！食べ物編」でも紹介しましたね。

最後にデザート

Bee Koh Moy

RM3(￥83)

ニョニャ料理のオリジナルデザートで黒もち米のおかゆにココナッツミルクをかけていただきます。

見た目がぜんざいの様に見えるので甘いものを想像してましたが全然違いました。味は薄味でさっぱりしています。

3人でニョニャ料理をたくさん満喫！お腹いっぱいこれだけ食べて、飲み物も入れてトータルRM100(￥2,750)以下でした。本格的なニョニャ料理がこのお値段でプラス店内の素敵なインテリアもゆっくり堪能できるニョニャ料理の専門店、Marina.おススメのお店です！

ペナンにはいくつかニョニャ料理のお店がありますが比較的リーズナブルに食べれるお店です。

ペナンに旅行に来たらぜひ訪れてみて下さいね。

お店外観

Perut Rumah Nyonya Cuisine

住 所：No4,6&8, Jalan Bawasah, 10050 George Town, Pulau Pinang, Malaysia

営業時間：11:00 – 15:00/18:00 – 22:00

電 話：+60)4-227-9917

※RM1 = ￥27.5円(2017年12月のレート)