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3月6日に発令されました、非常事態宣言について
ご心配やご不安な皆さんもいらっしゃるかと思いますので、現状について記したいと思います。
キャンディーで起きた暴動により、スリランカ全土に非常事態宣言が発令されましたが、
これは令状なしに逮捕、拘留の可能な非常事態宣言を出し、事態を鎮静化し全土に拡大するのを防ぐことが目的です。
コロンボは、いつも通り変わらぬ日常で、まるで他の国の出来事のようです。
3月7日、コロンボにてインド洋に沈む夕日
シーギリヤ、クルネーガラ、ヒッカドゥワ、各在住の方に電話で確認しましたが
普段と変わらないということでした!
またキャンディーに関しては、8日まで外出禁止令などが出ていたこともありましたが
現在は、ほぼ正常な状態にもどりつつあるとの報告を受けました。
(店舗などは一部休業しているお店もあるようです)
外出禁止令中も外国人に関しては、パスポートを提示すると、動けたとの報告も受けております。
このまま、1日も早く収束に向かうことを強く望みます。
また情報統制の為と思われますが?現在fb、メッセンジャー等、SNS系繋がらなくなっています。
これからスリランカへご旅行またご出張される皆さまは、緊急連絡先として、SNS系以外にメールアドレス等の手段もご用意された方が、よろしいかと思います。
今回の暴動は、仏教徒とイスラム教徒により宗教間によるもので
日本人には理解しにくい部分ではありますが、無用な混乱に巻き込まれないために
現在現地では、どちらが良い、悪いといったような、宗教に関する話題
また政治や政府関係の話題も控えていただいた方が、よろしいかと思います。
十分にご注意いただければ、問題ない状況ではありますが
在スリランカ日本国大使館より、平成30年3月7日に発表されました、「安全対策情報」注意喚起(続報)を以下に貼り付けます↓ので、ご参考になさってください。
安全対策情報(非常事態宣言の発出に伴う注意喚起)(続報)
平成30年3月7日
在スリランカ日本国大使館
昨日発令された非常事態宣言の期間についてスリランカ大統領府は一週間と対外発表しています。中央州キャンディ県下の一部地域では仏教徒とイスラム教徒の緊張が高まっているとして,断続的に外出禁止令が発出されています。最新の情報を入手して騒擾事件等不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
1 昨6日に発出された非常事態宣言の期間について,スリランカ大統領府は一週間と対外発表しています。現在のところコロンボ首都圏等では日常生活に大きな影響はありませんが,中央州キャンディ県下の一部地域では仏教徒とイスラム教徒の間で緊張が高まっているとして,断続的に外出禁止令が発出されています(7日正午現在)。
2 つきましては,スリランカにお住まいの皆様並びに旅行者の皆様におかれましては,引き続き次の事項等に注意を払い,不測の事態,無用なトラブルに巻き込まれないよう心がけて下さい。
(1)テレビ,ラジオや新聞等の報道に注意を払い,最新の情報の入手に努めるとともに,外出禁止令が発出された場合には外出を控えてください。
(2)政治集会やデモ等には近づかないようにしてください。
(3)公共の場,公園,ショッピング・モールなど不特定多数の人が集まる場所では常に周囲の状況に注意を払ってください。
(4)予期せず暴動・騒擾事件等に遭遇した場合には,速やかに,かつ落ち着いてその場から立ち去るようにしてください。また,路上の交通警察官の指示に従ってください。
(5)所属会社・団体や本邦緊急連絡先との間の緊急連絡手段を再確認してください。
3 なお,何らかの邦人被害情報等に接した場合には,当大使館に連絡してください。
○問い合わせ先
在スリランカ日本国大使館
電話:(国番号94)11-269-3831
以上
在スリランカ日本国大使館のホームページ