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フランスの鉄道職員の労働組合が、2018年4月3日から同年6月28日まで、フランス国鉄(SNCF)のストライキを行うと発表しました。ストライキは5日に2日の割合で行われ、期間中は計36日のストライキが予定されています。発端はフランスの公共部門を改革を進めようとするマクロン仏大統領と、労働組合の対立です。
ストライキの詳細については、SNCFの公式サイトおよびフランス行政の公式サイトに情報が載っています。以下に日本語で抜粋します。
ストライキの予定日はいつか
ストライキが予定されている日程は次の通りです。
2018年4月:
3日(火)・4日(水)・8日(日)
9日(月)・13日(金)・14日(土)
18日(水)・19日(木)
23日(月)・24日(火)・28日(土)・29日(日)
2018年5月:
3日(木)・4日(金)
8日(木)・9日(金)・13日(日)
14日(月)・18日(金)・19日(土)
23日(水)・24日(木)
28日(月)・29日(火)
2018年6月:
2日(土)・3日(日)
7日(木)・8日(金)
12日(火)・13日(水)・17日(日)
18日(月)・22日(金)・23日(土)
27日(水)・28日(木)
どの列車がストライキになるのか
国内路線全体が対象になります。ストライキが分岐箇所にかかった場合は、ドイツ、スイス、イタリア、スペイン方面への列車にも影響が出ます。ただし、それら列車の乗務員はストライキを行いません。
4月に12日間予定されている、ストライキ期間のTGVとIntercités(TERは含まず)の切符は、発売が中断されています。すでに販売された切符は手数料なしで変更もしくは返金が可能です。これら変更・返金には、販売条件が変更不可・返金不可の切符も含まれます。OUIGO(ローコスト版TGV)の切符も変更可能です。OUIGOの返金はバウチャーにより払い戻しされます。TERについては、地域の顧客センターが対応を決定します。
5月と6月の切符について、現時点(3月31日現在)では通常の状態での販売を受け付けています。ただし、5月と6月における交通への影響と切符販売後の状況については、まだ詳しく決まっていません。
最新のストライキ情報について
運行状況は、SNCFの公式サイトおよび公式スマホアプリにおいて、ストライキ前日の17時に翌日の情報が更新されます。詳しくは、SNCFのストライキ情報を参照してください。