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雨が降るごとに緑が増えてくる今日このごろ。
近所を散歩していると、Nettle(イラクサ)を発見!!
イラクサには毛のような棘があり、その中にヒスタミンが入っているので、素手で触ると痛みを感じます。
アンデルセン物語の白鳥の王子様のお話で、白鳥に変えられた王子様達を救うために妹がイラクサでチョッキ(だったっけ?)を編む場面覚えてますか?あれなんです!
こんな所に隠れているとは思っていなかったのでまたもや何も用意していない。。。
でも、イラクサは私の大好物。。。
火を通すと棘は気にならなくなり、そのザラッとして食感を嫌う人もいるかと思います。(うちの長男です)
が!栄養価の高いのと、炒めると、きのこのような味覚があり、私にとってはたまらない食材なのです!
ううう、手袋がない。。。
去年の春に、アラスカ育ちの友人のおじいさんは春先のNettleは素手で取ってもも大丈夫と言っていたそうです。
まさか~!そんな事私たちには無理だよ〜ははは。と笑っていたのを思い出しました。
ちなみにそのおじいさんは夏場の大きく成長したNettleを取り、背中にバシバシ叩いて、これは神経痛に聞くとも言っていたハードコアな大人だったそうです。
意を決して(?)、まだ生え始めたばかりのイラクサだし。。。素手で摘むことにしました。。。。(真似しないように!)
結構平気。。。手の皮が厚いのか。。。
肌の弱い人には向いていません。(しつこいようですが、真似しないでください)
道端で黙々とイラクサを摘む私。。。
またもやカメラケースが役に立つ。。。かなり怪しいと思う。。。
大きいザルにいっぱい採れた!小さい芽をこれだけ素手で摘むには忍耐力と持久力が必要です。
ホーマーのイラクサの新芽は紫っぽいですね〜。
これを洗ってざっと茹でて水切りをすると、鮮やかな緑色に変身。
ほうれん草を湯がいた時のようにボリュームが減ってお椀に収まるくらいになりました。
これを、いろんな料理に混ぜます。このままおひたしにしても美味しいです。
ハンバーグにこっそり混ぜたり、ペストならぬネストを作ったり、味噌汁の具に入れたり、なんでもしてください。
湯がかなくても、炒めたりして火を通せばチクチク感はなくなるので、うちのちびっこ達はバターとご飯で炒めるとガブガブ食べてくれます。きのこのような味がして美味しいんだそうです。
ちなみにこのイラクサ、ビタミンA、ビタミンK、カルシウム、鉄分、ポタシウム、シリカが含まれており、ほうれん草は足元にも及ばないほど体にいいんですよ〜。
さすがアラスカの春の旬菜!長い冬を越した後の春に栄養価の高い野草を採る原住民の生活の知恵!
これからはいつも軍手持参で行きます。
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