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甘党にとって毎年待ち遠しいのが秋に開かれるサロン・デュ・ショコラですが、今年からサロン・ド・ラ・パティスリーという、お菓子全般を扱う新しい展示会が今年から始まりました。どれくらいの規模なのか? サロン・デュ・ショコラとどう違うのか? 興味がある人も多いと思うので、行ってきました!
会場はサロン・デュ・ショコラと同じポルト・ド・ベルサイユの展示会会場。ただ、サロン・ド・ラ・パティスリーの場合は、第1回ということもあり、パリのサロン・デュ・ショコラのような大きさの規模ではありません。具体的な数字を出すと6000平方メートルの会場に、200の出展者と500人の参加者、5万人の来場者、10のセミナー、50のパティスリー教室、2つの公式コンクールが開かれ、フランス国内13地域が紹介されています。名誉会長にはピエール・エルメさんが就いています。
会場内をざっと見渡します。お菓子作りに関する道具などのブースが半数、製菓会社や食品会社、パティスリーそのもののブースが半数といった割合です。サロン・デュ・ショコラのように巨大ではないため、何か特別な視察テーマがなければ、2時間でお釣りが来るくらいに見て回れる広さです。パリのサロン・デュ・ショコラをイメージしていると、物足りないかもしれません。試食も多くありませんし!(笑)
せっかくなので私は、ピエール・エルメの製造責任者セバスチャン・クラヴリさんが行った、マカロン作りのマスタークラスに参加してみました。他にはフランスの料理学校コルドン・ブルーのマスタークラスなどイベントも開かれています。人気の料理番組「Le Meilleur Pâtissier」で審査員を務めるメルコットさんも来場されていました。
初回のため、まだまだこれからを予想させる部分が多分にありましたので、来年以降の展開に期待です!
【データ】
住所:Paris Expo Porte de Versailles – 1 Place de la Porte de Versailles 75015 Paris
開催期間:2018年6月15〜17日
営業時間:10時〜19時(17日のみ〜18時)
最寄り駅:地下鉄12号線Porte de Versailles