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≪元禄年間から営業を続ける置屋≫
2018・京の夏の旅キャンペーン 文化財特別公開 では、
9月30日まで、島原の「輪違屋」さんの文化財特別公開が行われています。
輪違屋さんは、元禄年間(1688年~1704年)の創業以来、今も営業を続ける置屋で、
島原開設当初から残る、唯一の置屋で通常は非公開です。
今回の公開は、2014年以来との事ですから、とても貴重な特別公開になります。
輪違屋へは島原大門をくぐり、暫くして右折すると着きます。
輪違屋さんの室内には、太夫道中傘を襖に貼り込んだ「傘の間」や
本物の紅葉を塗り込んでかたどった「紅葉の間」など、
斬新な意匠の座敷や、新選組・近藤勇の屏風など見所も多いです。
(↓写真は、パンフから)「傘の間」の襖絵。
デザインが斬新ですね。
島原は かつて50軒ほどの置屋さんと 約20軒の揚屋さんがあり
西郷隆盛・桂小五郎・坂本龍馬といった 幕末の勤王志士達や、
近藤勇・芹沢鴨ら新撰組の面々も 利用していた所と言われています。
輪違屋では、以前は芸妓等も在籍していましたが、現在は太夫のみとなっています。
見所いっぱいの「輪違屋」さん、文化財特別公開は9月30日までです。
≪輪違屋≫
〇所 京都市下京区西新屋敷中之町114
〇時間 10.00-16.00 (見学受付は15:30まで)
〇 大人600円 子供300円
〇アクセス 京都駅からJR嵯峨野線「丹波口」駅下車徒歩約7分
京都駅から市バス206系統(A3のりば)「島原口」下車徒歩約7分
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