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クアラルンプールの中心から約5km北東方向にあるマレーシア国立動物園(Zoo Negara)。
ここではマレーバク、マレーグマといったマレーシアの固有種から世界の稀少動物まで5000もの動物が飼育されています。
公式サイトによると、園内の動物たちの展示はオープンコンセプトが採り入れられていて、自然に近い環境飼われているとのこと。
週末には動物餌やり体験もできます。
別料金となりますが園内を走る巡回トラムも運行されているので、歩かなくてもざっと見て回ることもできます。
大人RM10.4(約280円)、子どもRM8.5(約229円) ※12歳以下は子ども料金、2歳以下は無料。
園内でスナック、飲み物などは売っていますが、しっかりとした食事ができるレストランのようなものはありません。
マレーシアでは他の動物園もそうなのですが、暑さのせいか夜行性の動物以外でもユルい感じで過ごしている印象があります。
園内の池では大トカゲに遭遇することも。すでに動物園自体が自然にあふれている感じがしますね。
そしてマレーシア国立動物園にもパンダがいます。
パンダ館(Giant Panda Conservation Center)は特別に作られた屋内施設となっています。場所は正面エントランスから向かって左側の奥にあります。
館内はパンダの故郷である四川省の高原に合わせて温度設定がされているとのことで、人間にとっても快適そのもの。
訪れた時はパンダは2匹いて、広い飼育場をゆっくり歩いたり、おやつと思われるりんごなどを食べたりしている姿を間近で見ることができました。
パンダが遊具に登って遊んでいたりすると、ほんの1mぐらい先にその姿を見ることができます。
それこそ手をのばせば届きそうなほど。
また館内が空いていると、じっくりといくらでも見ることができます。
ただし閉園間近の時間や事情によっては、パンダがいなかったりすることもあるので時間に余裕をもって入館したほうがよいかもしれません。
マレーシア国立動物園は電車やバスを乗り継いで公共交通で行くこともできるのですが、接続が悪かったりしてかなり時間がかかってしまいます。
市内からバスで行く場合は公式サイトのこちらに記載されています。
車だと中心部から20分ほどなので、タクシー配車アプリを利用するかツアーなどを利用することをオススメします。
またマレーシアは晴れていると日中はとても暑く、スコールが降ってしまうと雷が鳴り土砂降りに近いこともあるので事前に天気をチェックしてから出かけるようにしてくださいね。
【データ】
施設名:マレーシア国立動物園(Zoo Negara)
住所:Zoo Negara, Hulu Kelang, 68000 Ampang, Selangor Darul Ehsan
Tel:+603-4108 3422
営業時間:9:00-17:00 ※パンダ館の最終入場は16:30まで
入園料:大人RM80(約2156円)、子どもRM40.50(約1091円) ※子ども料金は3-12歳が適用、3歳以下は無料