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神生みの社が放つ神秘の光・多賀大社の「神あかり」

フナズシマル

フナズシマル

滋賀特派員

更新日
2018年10月13日
公開日
2018年10月13日
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多賀大社「神あかり」って?

全国的に神社やお寺のライトアップイベントは増えていますが、滋賀でも大注目のイベントがあります。

それが、

多賀大社の「神あかり」~結のチカラ です。

神生みの神イザナギ・イザナミを祭神とし、「お伊勢参らばお多賀へ参れ。お伊勢お多賀の子でござる」と謡われる多賀大社。そんな近江を代表する古社・多賀大社と多賀町周辺の特徴ある神社が神秘的な光で包まれます。

今年で3年目となるこのイベント、この秋も9月29日~11月末まで開催されており、秋の深まりとともに紅葉とのコンビネーションも楽しめそうです。

そんな「神あかり」にはスペシャルデイというものが用意されており、特別な音と光のエンターテイメント「結の賛歌 ~2018 In the Mooonlight~」が多賀大社の境内いっぱいに繰り広げられるのです。

大変貴重な機会を逃すまいと多賀まで車を飛ばして行ってきました!

幻想的な光に包まれる多賀

撮影:Funazushi-maru

周辺の駐車場へは無料で止められました。多賀大社参道の絵馬通りも明るく照らされて賑やか。

撮影:Funazushi-maru

境内へ入る大鳥居も虹色に移り変わる光でライトアップされて、まさに光の世界の入り口といった感じです。

撮影:Funazushi-maru

豊臣秀吉が寄進したと言われる「太閤橋」もライトアップ。いよいよこの先が光の庭園が広がる世界!

漏れ聞こえる音とサーチライトの光にどんどん期待が高まります。

結の賛歌 ~2018 In the Mooonlight~

門を潜ると・・・

撮影:Funazushi-maru

境内いっぱいに光る「石ころ」が広がっていて、まるで銀河の中へ飛び込んだかのよう。

この石ころは多賀町の住民の方々の手作業でひとつひとつ作られており、その数は1万個にもなります。

「結の賛歌 ~2018 In the Mooonlight~」は音楽に乗せて、この1万個の石ころ達の光や社殿のライトアップが様々に変化する光の芸術なのです。

音に合わせて、

撮影:Funazushi-maru

琵琶湖のような深いブルーの光で彩られたり、

撮影:Funazushi-maru

または赤の光で境内全体が燃え上がるような景色になったりと、普段の多賀大社からは想像できない世界が・・・。

撮影:Funazushi-maru

社殿の後ろ側からは5本のサーチライトが夜空へビームのように伸び、社殿に設置されているライトも連動しながら目まぐるしく瞬きます。

もはや多賀大社にいることすら忘れてしまいそう。ここは宇宙か、神の世界か?

まさに神のあかりですね。

クライマックスは境内や社殿が光り輝き、

撮影:Funazushi-maru

もう今にも社殿ごと宇宙船になって飛び立っていくかのよう。往年のSF映画、未知との遭遇のシーンを思い浮かべました。

でもやっぱり・・・

撮影:Funazushi-maru

音と光のエンターテイメントが終ると静寂の世界に戻ります。

そうなるとちょっと小腹も減りますよね。

撮影:Funazushi-maru

絵馬通りのお土産屋さんや食べ物屋さんもこの日ばかりは遅くまで営業してくれています。

で、やっぱり多賀と言えば・・・

撮影:Funazushi-maru

糸切り餅。で、しかも糸切り餅の天ぷらをチョイス!

暖かい天婦羅の衣の中にフワッとしたお餅と餡がコラボレーションして不思議な感覚の食感です。

今年のスペシャルデイは終わってしまいましたが、「神あかり」のライトアップは各神社でまだまだ続いていますよ。

詳しくは多賀観光協会のホームページをチェックして訪れてみてくださいね。

「神あかり」は多賀大社の他、紅葉の名所「胡宮神社」、犬上川の清流に面した「大瀧神社」、井伊大老ゆかりの「高源寺」の3か所で実施中。

こちらのスペシャルデイが11月23日~25日に開催されますよ。どんなスペシャルに遭遇できるか楽しみですね!

【近江多賀 神あかり】

〇問い合わせ:一般社団法人 多賀観光協会

〇場所:多賀大社 滋賀県犬上郡多賀町多賀604番地

〇TEL:0749-48-1553

〇HP:http://www.taga-kankou.com/

〇アクセス:

JR彦根駅乗り換え 近江鉄道「多賀大社前」駅下車 徒歩10分

名神 湖東三山スマートI.C.から15分

名神彦根I.C.から10分

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