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今年もハロウィンの季節がやって来ました。
最近、日本の渋谷でもハロウィンの仮装大会が行われて多くの人が集まるそうですが、イタリアはキリスト教の宗派はローマ教皇庁を中心とするカトリックの為、ハロウィンのイベントは行われません。しかしながら、ここ数年、街中ではハロウィンの飾り付けをするお店も増えて来ています。
↑ 10月に入って市場に行くと、カボチャが飾ってありました。昔、イタリア中部の町ペルージャで、日本人の留学生さんがハロウィン用のつもりでお部屋にカボチャを飾っておいたところ、ホームスティ先の家族がリゾットにしてしまったという話を思い出しました。いつまでも置いてあるので料理方法が分からないのかと思い、おいしいカボチャのリゾットに調理してしまったそうです。
↑ ポポロ広場の近くにある花屋さんでは、カボチャをお花の器にしていました。オレンジ色は元気が出る色です!
↑ 家の近くのバールの入口に飾ってありました。若いスタッフがアメリカの雑誌を見て真似をしてみたそうです。筆者の家の前の美容院も、2~3年前から、ハロウィンの週は美容師全員が仮装する様になりました。初めて骸骨の店員を見た時は、イタリアに長い間住んでいるということもあり、"ハロウィン"と言う行事自体が頭に全くなかった為、とてもびっくりしました。
↑ お菓子屋さんも、最近ハロウィン風のお菓子を作り始めました。若い世代はハロウィンは分かっていますが、お年寄り達は"何で骸骨がいるの!?"と言った表情でじっと見つめていました。
↑ コウモリでしょうか!クマではないですね?
トリノのチョコレート専門店のカファレル社(Caffarel)のハロウィン仕様のお菓子です。
皆さまも、楽しいハロウィンをお過ごし下さい!