キーワードで検索
みなさんこんにちは。アンコーナ特派員の丹羽淳子(ニワアツコ)です。あっという間に今年も1ヶ月が経とうとしています。月日が経つのは早いもので、私のイタリア生活も来週で5年目に突入!大して何も変わってないのですが、日常がより日常になったということでヨシとしておきましょう。
さて、少し前の話になりますが、日本からお客様をお迎えする機会がありました。 そのお客さまはお仕事の都合でイタリアに二ヶ月弱の滞在をされていたのですが、 借りているお部屋がミラノ郊外にあるため夜遊びがほとんど出来ないとのこと。 こんな機会は私にも滅多にありませんので、その方と共にイタリア式夜の始まりの過ごし方を実践してみることにしました。 そう、みなさんもご存知かとは思いますが"Aperitivo(アペリティーボ)"です。私もAperitivoはあまりした経験がなく(理由は下に書きます)、今回はTrip Advisorにてお店を検索。で、こちらです。
ちょっとおしゃれなカフェやレストランが立ち並ぶ、Piazza di Plebiscito" にある一軒RAVAL。お店の外にズラッと並ぶテーブル達。もちろん、この野外席は真冬でも好んで使われます。西欧人の「寒さを感じない」感覚には本当に閉口です。
お見せの中の雰囲気。ちょっと妖艶な感じですが、エスニックさが醸し出されています。伺った時間がまだ早めの19時前だったので、お客さんは私達のみ。
こういうなんでもない、適当に配されただけの家具やモノ達ですが、センスがありますね。さすがイタリア。
さて、本題のAperitivo(アペリティーボ)ですが、食前酒として知られているかと思います。イタリアでは夕食を戴くのがだいたい20時ごろ。外での夕食ならば21時スタートなんてのも普通です。そんな時間まで飲まず食わずで待ってられるのだろうか?という時にこのAperitivoの存在です。
こちらでApe時(イタリア人はApe"アペ"と略して呼んだりします)によくオーダーされるドリンクは、アペロールスプリッツァー、アメリカーナ、スプマンテ、白ワイン、というところでしょうか。そして、Ape用のメニューを用意しているお店もあります。こちらが、RAVALのアペリティーヴォメニュー。
やってきました!ドリンク。
お客様はアぺの王道でアペロールスプリッツァーをオーダー、私はドライバーでしたのでノンアルコール。お洒落!ノンアルコールのドリンク、名前も中身もすっかり忘れてしまいましたが、かなり美味しかったです。ザクロの実が甘酸っぱくて私好みにしあがっていまいした。
そしてこちらがお待ちかねのRAVALの10€アぺでのおつまみたち。
ミニハンバーガー、辛口マフィン、焼き鳥(笑)、野菜のフリット、大盛りです。そしてスパイシー感を出したいのか、やたらと辛い。香辛料かけすぎ。イタリアのお店でよくある「異国の料理だとやたらと味が濃い」状況でした。味付けの塩梅がなかなかわからないみたいです、彼らには…。でも、見た目がお洒落で、ちょっと変わったものが食べれるので若者には人気なのでしょう。
さて、見て頂いたように、食前酒という名前なので「食事の前に楽しむもの」としての位置づけなのですが、私達日本人(特に女性)にとっては、Apeだけで十分おなかがいっぱいになること受け合いです。これが私があまりAPEをしない理由なのです。大抵の場合が、Apeだけで終わらず夕飯もその後に食べることになります。ですので、「それならば、夕飯だけ行きましょう」と提案しちゃうのです。本音で言うと、Apeが大好きなので、Apeだけで終わらせてくれたら大歓迎なのですが、彼らにはそれだけでは足らないのでしょうね…。ふぅ。。。本当に体重を制限するのが難しいイタリアです。
では、またお会いしましょう。Ci vediamo presto.
––––––––––––––––––––––––-*-
名前:RAVAL TAPAS BAR所在地:PIAZZA DEL PLEBISCITO, 54 60121 Ancona時間:18:00~02:00 月曜日定休http://ravalfamily.it
↓ ↓ ↓ お時間があるときにでもご覧ください ↓ ↓ ↓
HPでは手掛けている仕事のことなどを紹介しています。amaregiapponese.com
インスタグラムとFBページも更新しています。Amaregiappone FBページAmaregiappone インスタグラムTRAVELOCOにも登録しています。TRAVELOCO ANCONA ATSUKOの紹介ページ