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筆者のイタリア人の友人は、昔からお腹が弱く、よくお腹が痛くなっています。
(病院などで検査はしているため病気ではありません。体質的なものと、仕事のストレスなどが強くかかるとお腹を壊すことがあるようです)
ずっと長い間、そのことは筆者も知っていました。
先日、ふと、ローマの家の近くのスーパーで日本のヤクルトを見かけたことを思い出しました。ヤクルトに入っているシロタ菌がもしかしたら合うかもしれないと思い、スーパーに行って、赤い蓋のクラッシックなタイプのヤクルト(6本入り)を購入し、プレゼントしました。こちらでの販売価格は、3.6ユーロくらいだったと思います。
すると翌日、「お腹も痛くないしずっと調子がよくなった。本当にこの飲み物には助けられた!」と連絡がありました。もっと欲しいというので、さらに1パック(6本入り)を購入し渡したところ、すこぶる腸の調子がよいとのことで、こちらの予想以上に大感謝されたという出来事がありました。
ヨーグルトなどの菌もそうですが、合う合わないがあるそうで、この友人の場合は、ヤクルトの菌がとても体に合ったようです。日本の菌と聞いて、日本が大好きな友人はとても喜んでいます。(日本のものは、何でもイタリアのものよりすごく優秀だと思っているため、心理的効果もあるかもしれません)
そして後日、青いキャップの糖分が少なめのタイプと、緑色のキャップのビタミンCとファイバープラスのものも見つけたので、持って行きました。
結果的には、青色のものが一番好きで、その後はお守りのようにいつも冷蔵庫に入れているそうです。ちょっとしたひらめきが、結果的に大きな助けをすることになってよかったと思いました。
前置きが長くなりました。
今日は、イタリアではよく飲まれるブルーベリーをご紹介いたします。
↑スーパーで売っているブルーベリーのジュースです。薄めたりせず、このまま飲めます。写真の一番左の瓶が、野生のブルーベリーで作ったジュースです。かなり濃いタイプです。そして、写真中央がブルーベリーで、その左がゴジベリーなどの赤い木の実のミックスジュース、一番右がザクロジュースです。
↑こちらも別のスーパーのブルーベリージュースです。
世界中どこを旅しても、大切なことは旬のものを食べることです。これこそが免疫力アップの秘訣です。
体調が崩れないようにするには何といっても精神的なストレスを溜めないこと。人はストレスを感じると、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)という、体内を常にパトロールしながら異常を見つけるといち早く察して攻撃を開始する免疫細胞の一つが、ものの数分で力をなくすといわれています。何かを飲むときも、砂糖がたっぷりの甘いジュースではなく、このような果物を絞っただけのナチュラルな飲み物がよいかもしれません。
↑イタリアのバールは、日本のコンビニの数よりも多くあります。
こちらのバール、コーヒーもおいしいですが、ぜひお店の人にブルーベリージュース Mirtillo(ミルティッロ)を頼んでみてください!
ジュースが出てきた時は、このように濃い色にびっくりしますが、味はさっぱりしていて最高です。すでに瓶詰めされているジュースをグラスに注いでくれたものですが、ブルーベリーは抗酸化作用も強く、体にとってもよいのです。ローマっ子たちも、しばしばブルーベリージュースを注文しています(特に夏の暑い時など)。
お口と舌がキリンのように紫色になりますが、すっかりリフレッシュをして店を出ることができます。