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欲張りな「ビワイチ」出発!
こんにちはFunazushi-maruです。
滋賀と言えば琵琶湖、琵琶湖と言えばその周囲200㎞を越える琵琶湖を一周する「ビワイチ」です。
車でもバイクでも琵琶湖一周はビワイチなんですが、自転車で巡るビワイチはサイクリストなら一度はチャレンジしたいコース。
今回自転車を始めて間もないご夫婦のビワイチチャレンジを、Funazushi-maruが案内させていただきました。
11月は天気が良ければサイクリングにはぴったりの気候。今回、1週前の天気では雨だったのが当日には奇跡的な快晴に。
秋の琵琶湖の絶景を思う存分味わえるおぜん立ては整いました!
スタートは守山市・美崎公園から。こちらにはなんとロードバイクのレンタサイクルがあるんです。しかもヘルメット、ロックワイヤー、パンク修理キット付きと至れり尽くせりのセット内容。今回メンバーの一人ももこちらでお借りしました。
最初の立ち寄りスポットは、野洲川河口にある「しあわせの丘」。
ここは湖岸から野洲川堤防へのアンダーパスの目印となっている場所。
対岸の比良山脈が雄大な姿を琵琶湖に写し、ダイナミックな景観を楽しめますよ!
近江八幡市に入って立ち寄ったのは、「藤ケ崎龍神」。
水にまつわる神様と言えば龍神様ですが、日本一の大きさを誇る琵琶湖にも龍神様をお祀りするところが数多くあります。
藤ケ崎龍神はそんな龍神様の中でも特に龍のパワーを感じるスポット。ここからは穏やかで神秘的な琵琶湖が望めます。
日本の淡水湖で唯一の有人島である沖島を左手に見ながら、湖岸のアップダウンを気持ち良く進みます。
東近江市を越え、彦根市に入ると最近インスタグラムで注目を浴びている場所が…
「あのベンチ」と呼ばれる場所ですが、湖岸のちょっとした空き地にポツンと存在する一本の木とベンチ。この場所から見える琵琶湖の風景と相まって、何故か思わず足を止めてしまう雰囲気がそこにはありした。
でも側には先日の台風の傷跡も…
グルメも満載のビワイチ
ここで空が曇り始め、パラパラと雨が・・・。ということで、少し早めの昼御飯。
過去にこちらのブログでも紹介した彦根の「スイス」というお店の名物、ハンバーグステーキを頂きました。焼きたてフワフワのハンバーグはソースなんか不要!これで500円ですから大満足です。
せっかく彦根に来たので彦根城の中もちょこっと走ります。
大老・井伊直弼が若い頃を過ごした「埋木舎」の前でパチリ!
ここは大河ドラマ発祥の地なんです。
さて、再び湖岸へ出る頃には空に青さが戻っていました。
長浜駅前の「黒壁スクエア」は観光客でごった返しています。ここは滋賀の中でも一番人気のある町かもしれませんね。
「芋平」の芋きんつばは、秋にぴったりのサツマイモの自然な甘さで絶品!
西野水道で探検家気分
補給ばかりでカロリーオーバー気味ですが、ここから先は琵琶湖特有の浜風の爆風が待ち受けます。
風と戦いながらもなんとか高月のトンネルを越えた先に、今回僕がどうしても行ってみたかった場所が・・・。
それは「西野水道」という余呉川の流れを山を越えて琵琶湖へ流すための人工の川。
ここ西野地区は昔から余呉川の氾濫が絶えず、それを解決するために約170年前に充満寺の第11世・恵荘上人の発起により山を250mも掘りぬいたのです。
現在は初代の水道が史跡として公開されています。
史跡の紹介をしている建物にはトンネルに入る時に使うように、ヘルメットと長靴、それに懐中電灯が用意されています。
まさに探検気分!これはワクワクします。
中は完全に真っ暗、地面は泥や所々に水たまりがあり、天井はゴツゴツした岩がむき出しのため先ほどの3種のアイテムは必須でした。
途中にはコウモリも・・・。
果たしてこの先には何かあるのか!
岩穴の先にはキラキラと輝く琵琶湖が待っていました!
という、ちょっとした冒険ごっこの後は、
滋賀のB級グルメ「サラダパン」で有名な木之本町の「つるやパン」へ。ってまた食べるんかい!
サラダパン、実はサラダといってもその実態は沢庵とマヨネーズがコッペパンに挟まれているもの。でも、なぜかこの味と歯ごたえにハマってしまいます。
ちなみに木之本町は映画「カメラを止めるな!」上田監督の出身地。サラダパンも「カメラを止めるな!」バージョンのパッケージになっていましたよ。
1日目を締めくくる絶景ポイント
いろいろ見どころ食べ処を盛りだくさんのサイクリング、少々時間が押してまいりました・・・。
食べた後はしっかりとカロリー消費のためにも坂道を登ります。
羽柴秀吉と柴田勝家の合戦で有名な賤ケ岳を登り、隧道を抜けた先には・・・。
黄金色に輝く奥琵琶湖の絶景がそこにありました!
若干計算していた時間よりもかかってしまいましたが、そのおかげでとても綺麗な景色を見ることができ、全員その光景にしばし見とれていました。
その後は・・・。すっかり暗くなった湖岸をマキノの民宿目指してナイトサイクリングになってしまったことは、言う間でもありません。
(後半へ続く)