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秋の「ビワイチ」は見どころいっぱい!(後半)

フナズシマル

フナズシマル

滋賀特派員

更新日
2018年11月20日
公開日
2018年11月20日
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ビワイチ2日目!

「ビワイチ」。周囲200㎞の琵琶湖を自転車で一周することをそう呼びます。速い人は1日で一周されたりしますが、今回のビワイチは見どころをしっかり堪能したいので1泊2日の日程を組みました。その2日目です。

マキノ高原近くの民宿「丸善」さん、夕食の近江牛すき焼きがとっても美味しく、疲れた身体もすっかり回復しました。

ここに宿を取った理由、それはマキノのランドマークでもある滋賀でも人気のスポットがすぐそばにあるから。

まだ観光客の少ない朝のシンとした空気の中、約500本もの大きなメタセコイヤ並木の道を通って2日目がスタート!

(冬のマキノの魅力は以前にこちらの記事で紹介させていただきました)

朝から青空が広がっていると気持ちいいですね。まずは再び湖岸へ。

今津の浜からは朝日にきらめく琵琶湖の上に竹生島が・・・。しばし雄大な景色をぼおっーと見とれました。

ここから穏やかな琵琶湖を左手に見ながら、一気に近江高島まで進みました。

近江高島には旧北国街道(西近江路)沿いに「高島びれっじ」という昔の宿場町の雰囲気を残したエリアがあるんです。

まだ朝の9時過ぎでしたが、糖分接種に余念がないのがサイクリストの性分。

「淡海堂」さんでは美味しいシュークリームを頂きました。近くの酒蔵・福井弥平商店さんの地酒銘柄「萩の露」を使った「酒ケーキ」も人気のお店です。

ここ高島では他にも2か所の立ち寄りスポットへ。

ビワイチでも人気のスポット「白髭神社」。滋賀屈指のパワースポットでもありますね。

この日も湖上の鳥居の前には沢山人だかりができていましたよ。

つづいて、

白髭神社から少し進んだ小高い丘にある「鵜川四十八体石仏群」。

現在では33体となった味わい深い石仏達が、琵琶湖の対岸を望むように立っています。

ここでタイムキーパーさんから巻きが入りましたので、お昼前には琵琶湖大橋まで目指そうとペースアップです。

と言いながら・・・、

志賀駅近くににある「青木煮豆店」さんの美味しい❝おしるこ❞の看板に誘われ、また寄り道しちゃいました。

最後の試練

なんとかかんとか時間通りに堅田まで到着。

とある場所からだと湖面に浮かぶ「浮御堂」の姿がいい感じに眺めることができます。そんな秘密の場所にちょこっと寄り道し・・・

その後は坂本目指してひた走ります。しかーし、そんな食べて観光してって感じの甘いサイクリングばかりではつまらない!

今回のビワイチ最後の試練❝ゲキザカ❞を皆さんにプレゼントしました。

比叡辻2丁目の交差点から西教寺に向かって真っすぐに伸びるゲキザカを、皆さんヒーヒー言いながらヒルクライム。

そんな試練の後に訪れるのが紅葉の絶景ポイント「西教寺」。まさにアメとムチ、我ながら意地悪ですね・・・。

まだ紅葉のピークとは言えないもの、赤や黄色や緑が境内をカラフルに彩っていました。そして境内の紅葉の先には琵琶湖が!

頑張って登ったご褒美ですね。

ビワイチゴールへ

その後はこちらも紅葉が綺麗な日吉大社の前を通り、大津京へ。

近江神宮、三井寺、琵琶湖疏水といった歴史的景観の豊富なコースを通って・・・。

午後3時にはビワイチの南端となる「瀬田の唐橋」に到着。ここまでくればゴールまであと少し。

草津の烏丸半島にある「カフェ イントロ」さんの前で最後の休憩。

午後4時には薄暗くなってきたので、すっかり日が暮れるのか早くなったなあと思ってふと左手に目をやると・・・。

比叡山をバックに空の隙間から太陽の光がスジとなって琵琶湖に注がれ、宗教画のような神秘的な雰囲気を作り出していました。

もうゴールは目の前です。

そして・・・。

ゴール‼

午後4時30分、無事に守山の美崎公園まで帰ってきました。

皆さん疲れてはいるものの、とっても晴れやかないい笑顔をされています!

天気も2日間絶好でしたね。でも何はともあれ大きなトラブルもなく帰ってこれて良かったです。

雄大な琵琶湖や滋賀の懐の深さをしっかりと体験できる「ビワイチ」。自転車だからこそ、地形や空気の匂いといったところまで五感で感じとることができます。

是非滋賀に来たら「ビワイチ」をチャレンジしてみてくださいね。

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