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No.56 筆者が実際に執り行ったイタリア式結婚式Italian Weddingのご紹介 Vol.1

丹羽 淳子

丹羽 淳子

イタリア特派員

更新日
2019年2月27日
公開日
2019年2月27日
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みなさん、こんにちは。アンコーナ特派員の丹羽淳子(ニワアツコ)です。今回は、アンコーナには全く関係のない話になって恐縮ですが、イタリアでの結婚式についてご紹介します。手前味噌な話になりますが、昨年の春にイタリアで婚姻いたしました。その際の写真なども交えながら、式を執り行う立場の方にも、また、式に参列される方にも、またそんな予定はないけど、興味があるとおっしゃる方にも、とにかく、日本と異なるポイントを書き綴って参りますね。

ちなみに筆者は参列者としての結婚式参加の経験は一度しかありません。少ない経験数ですので、情報不足及び内容が偏っているかもしれませんが、ご了承ください。

一般的にイタリアで言う結婚式(カトリック教徒の方にとって)とは、教会式と役所式の二つのパターンがあります。

カトリック教徒であるイタリア人には自分たちの属する教会が決まっています。恐らく居住区ごとで基本的に決められている模様です。教会式でお式をあげるのならば、その教会で挙式することが基本中の基本となります。もし、他の教会にて挙式をする場合には、自分の所属する教会から紹介状のようなものを書いてもらい、挙式する教会へ連携連絡が必要となります。書面が必要なのか、神父様同士が電話で行うのかは不明です。ただ、私のようにカトリック教徒出ない場合は、挙式を執り行う教会によっては、"レッスン"などがある場合があるらしいです。

と、なんとなくややこしいので、私たちの結婚では、挙式を役所方式にて行うことに決めました。

とは言っても、やはり年代の高い方にとっては、役所方式よりも教会方式のほうが好まれるのは確かですね。

私たちの住まいはアンコーナですが、出会いの場所がピエモンテ州であったこともあり、正にその出会った街、バローロ(Barolo)での挙式をしようと思いたち、二人でいよいよ情報収集開始です。

そう、結婚式をあげるのならば、自分たちでひとつひとつ情報収集していきます。日本のように結婚情報雑誌もなく、結婚式場が全てを手配してくれるわけではありません。少なくとも、挙式と披露宴は分かれて執り行われます。Baroloでの挙式においては、ひとまず、BaroloのComune(市役所)に問い合わせます。役所内で簡単な挙式を行うタイプもあると思いますが、Baroloには古城があり、なんとその一室を使ってお式ができるとのこと。

こちらが古城です。1700年代に建てられたもので、今はBaroloのワインミュージアムとして利用されています。

Wine Museum Castello di Baroloのサイトはこちらから http://www.wimubarolo.it/en/

せっかくの挙式、お客様もお呼びするので、この古城挙式プランを予約することにしました。私たちが結婚式について考えだしたのが2017年の夏で、執り行ったのが2018年の4月の最終土曜日。イタリアの結婚式シーズンは夏の期間にあたる6月~8月で、その前後2ヶ月も準シーズンと言えます。人気シーズンは予約でいっぱいになりますので、早めに抑えるようにしてくださいね。

こちらが古城内にある、挙式を行うお部屋になります。

ただ、こちらの場合は、平日で600€ ecc と、なかなか良い価格設定がなされていました。教会挙式、役所での挙式、ともに日本でお住まいの方はまた色々と内容が異なってくると思います。興味があられる方は、ぜひともに事前に良くお調べくださいね。

私たちにとって、とりあえず挙式をする場所を希望する日で予約できたということが、全ての準備を進めることができる土台となりました。これが無いことには何も進めることができません。しかも、住んでいる街、マルケ州のアンコーナからピエモンテ州のBaroloまでは500km以上の距離。この最初の大きな関門を、予想以上にうまくくぐり抜けられたことが私たちの結婚にとってはとてもラッキーだったことだと思います。

居住人口の多い街の役所での挙式となると、ハイシーズンの土日なんて予約できたものじゃない様です。

ぜひ、早め早めに動いて情報を集められる事をおススメします。ネット上での情報よりも、直接連絡することも大切ですよ!

筆者が実際に執り行ったイタリア式結婚式のご紹介 Vol.2 に続きます。

では、またお会いしましょう。Ci vediamo presto.

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