
タイ旅行で必須!タクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」の登録・利用方法
2024.12.5
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マレーシアは全体的に車社会。
ちょっと行きたいところがあると、アクセスは車が一番便利!ということがよくあります。
旅行や短期滞在の場合、レンタカーという手段もありますが、正直なところあまりおすすめできません。
日本では考えられないほどバイクが多い、交通ルールを守らない(赤信号無視も当たり前)、渋滞がひどいなどの理由によります。
そこでおすすめはタクシー。
ところが数年前まではメーターはないも同然で、値段は交渉制、ボッタクリも横行していたそうです。
今はそのような問題は激減しました。
というのもタクシー配車アプリの登場で、目的地までの値段、車のグレードなどが一目瞭然でわかるようになったからです。またマレー語や英語でドライバーさんに目的地を伝えなくてすむ手軽さも人気の秘密なのだとか。
マレーシアで配車アプリといえば、グラブ(Grab)。
シンガポール、タイなどもカバーする、いわば東南アジア版ウーバー(Uber)です。
タクシーといっても、専業のドライバーさんだけではなく、兼業や、アルバイトの人もいるのが特徴です。
以下がGrabを利用する時の大まかな流れです。
BOOKINGを押して予約完了。すぐに「近くのドライバーを探しています」とのメッセージが出て、ドライバーさんが見つかると、ドライバーさんの名前、車種、ナンバープレートが表示されます。
地図にはドライバーさんが今どこにいるのか、あと何分で現在地(自分がタクシーを待っている場所)まで来るのかが表示されます。
中にはテキスト機能を使って「もうすぐ着きます」とメッセージを送ってくれる人もいます。この場合は「OK」とだけ返信しておいても問題ありません。
ここで注意したいのが、タクシーのグレードです。
人数が4人までなら料金が一番安いグラブカー(Grab Car)でじゅうぶんですが、人数が5人以上だったり荷物がある場合はグレードを上げてみましょう。
グラブを利用する際にいくつか注意することがあります。
■雨が降ったり、金曜の夜などはグラブを使う人が集中して配車サービスを利用するため、なかなかタクシーを呼べないことがあります。そして「High fare due to high demand(予約が集中しているので普段より高い料金になります)」というメッセージが出ることがあり、通常料金よりも割り増しとなります。
■一度予約したタクシーを頻繁にキャンセルすると、ユーザーとしての評価がさがってしまい予約の優先順位が下がったりすることもあるそうです。
「なんとなく難しそう」「めんどくさそう」と思ってしまうかもしれませんが、一度使えば、安い料金で安心して目的地まで行けるので手放せなくなります。
マレーシアは長距離移動もタクシーでする人も多いので、クアラルンプールからペナン島やジョホールバルまで行く人もいるほどです。
最後に注意事項となります。安全に利用するためには、夜間の一人での利用や、グラブで呼んだ車両にドライバー以外にも人が乗っている、人気のないところで待ったりグラブを呼ぶ、などは避けましょう。
じょうずに利用して、効率よくクアラルンプールの滞在を楽しんでくださいね!
【データ】
グラブ(Grab) ※タクシー会社ではなく配車サービス