キーワードで検索
大晦日の凱旋門で行われる年越しイベントの詳細について前回のブログ記事でお伝えしましたが、11月から毎週土曜にシャンゼリゼ通りで行われてきた「黄色いベスト」運動のデモが、大晦日もシャンゼリゼで行われる予定があり、いつもの大晦日と比べて凱旋門前とシャンゼリゼ通りが混乱する可能性があります。
パリ警視庁は、テロの脅威と「黄色いベスト」運動のデモの可能性を背景に、2018年12月31日16時から2019年1月1日3時まで、シャンゼリゼ通りにおいて監視地域を広げて警備を強化する予定です。
大晦日に予定されている「黄色いベスト」運動の「Acte 8」について、フェイスブック上に立ち上がったイベントページでは、このブログを書いている時点で8200人近くが「参加」を表明し、6万人が「興味」を示しています。同イベントの説明には「お祭り的なイベントで非暴力」と紹介されていますが、機動隊は不測の事態に備えて準備をしています。
警察の要請を受けて、パリ交通公団(RATP)は以下の駅を12月31日18時から閉鎖予定です。
Argentine(地下鉄1号線)
George V(地下鉄1号線)
Franklin D.Roosevelt(地下鉄1/9号線)
Champs Elysées Clemenceau(地下鉄1/13号線)
Concorde(地下鉄1/8/12号線)
Charles de Gaulle Etoile(地下鉄1/2/6号線、RER A線)
Kléber(地下鉄6号線)
Trocadéro(地下鉄6/9号線)
またRATPによると、以下の駅は閉鎖される可能性があります(閉鎖駅の詳細はRATP公式サイトの交通情報を参照)。
Tuileries(地下鉄1号線)
Boissière(地下鉄6号線)
Dupleix(地下鉄6号線)
Iéna(地下鉄6号線)
Passy(地下鉄6号線)
Saint Philippe du Roule(地下鉄9号線)
凱旋門へ年越しイベントはデモが予定されていない普段でも大変な混雑になります。今回はデモも予定されており、なるべく近づかない方が良いとは思いますが、もし訪れる予定の人は十分に注意しつつお出かけください。