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くつろぎのベジタリアンレストラン、タンザニア・ダルエスサラームにて

西東 たまき

西東 たまき

タンザニア特派員

更新日
2018年12月11日
公開日
2018年12月11日
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(色とりどりの食材が明るい太陽の光に映えるベジタリアンランチ。)

●●●体にも地球にも優しいベジタリアン料理はいかが?

健康目的だけでなく、地球環境に大きな負荷を与える食肉生産を抑える視点から

も昨今ベジタリアン(菜食主義)を意識する人が増えています。

日本でもベジタリアンやヴィーガン(厳格なベジタリアン)レストランが増加傾

向とはいえ、外食で楽しめる場所はまだまだ限られているのが実情です。しかし、

ダルエスサラームのレストランでベジタリアンが困ることはないでしょう。大抵

のカフェやレストランでは、「ベジタリアン向け」を意味する"V"のマークが記

されたメニューが複数提供されています。

●●●おすすめはKind Earth Eatery

しかしその中でも、本格的なベジタリアンやヴィーガンの食事を堪能したい人に

おすすめのレストランがこの"Kind Earth Eatery"です。

(静かな脇道に入ったら、手作り感溢れるこの看板が目印。)

日差しの強いタンザニアの太陽の下、手入れの行き届いた緑の庭、大きな木の

木陰にゆったり置かれたテーブルで食事をするのは、とてもくつろげて気持ち

が良いものです。涼しい自然の風を浴びながら、ユニークなベジタリアン/

ヴィーガン料理の数々を楽しんでください。

「普通のハンバーガーのパテをベジタリアン向けに替えただけ」のような簡易

なベジタリアンメニューではなく、様々な植物性食材を駆使して作ったクリエ

イティブなメニューが揃っているのが、このレストランをおすすめする理由です。

ここでは人の健康だけでなく環境も配慮されているのは言うまでもありません。

使われている椅子やテーブルも再生木材やリサイクル金属からできています。

もちろん、プラスチックカップやストローも使われません。

世界中でプラスチックゴミによる環境汚染が問題となり、最近はプラスチック

ストローの使用をやめる企業が日本でも増えてきていますが、そういった取り

組みはここダルエスサラームでも同じです。

●●●脱プラスチック! ダルエスサラームでの取り組み

プラスチックストローの使用を中止し、天然素材のストローや再利用可能な

金属製ストローに切り替えるレストランが増えています。ダルエスサラームで

食事をする際は、そんなところにも注意を向けてみては。

主なスーパーではレジ袋も軒並み有料です。クラフトショップなどでは、タン

ザニアならではのプリントの木綿布「カンガ」や「キテンゲ」で作られたお

洒落なエコバッグが売られていますので、ぜひ入手してみては。

艶やかなアフリカンプリントは日本で使うにも楽しいですし、お土産にもきっ

と喜ばれるでしょう!

※2019年6月1日からは、タンザニアにおいて使い捨てプラスティック製袋(レジ

袋など)が全面禁止(製造・販売・輸出入・使用・保管)となりました。罰金の

可能性もあるため、渡航時は注意が必要です。

●●●海辺で楽しむベジタリアンレストランへも!

なお、Kind Earth Eateryは、Kawe(カウェ)地区にあるジャマイカ料理レスト

ラン"Velisa's"の姉妹店です。Velisa'sでは、ジャマイカ料理に加えてベジタリ

アン/ウィーガン料理も出していますので、そちらでも一部共通のメニューを

楽しむことができます。

ビーチ沿いにある邸宅の庭がレストラン"Velisa's"です。夕方明るいうちに

出掛けると、砂浜に並べたテーブルで飲食できますよ。レゲエ音楽が流れる中、

海を眺め、日が傾いていくのを楽しみながら食事ができる時間帯に行くのがお

すすめです!

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