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みなさんこんにちは。アンコーナ特派員の丹羽淳子(ニワアツコ)です。つらつらと実体験を元に、あの日の記憶を思い返しながら書き綴っています。そういえば、ちょうど去年のこの時期くらいに、パーティ会場の食事の試食に行ったのを思い出しました。
挙式の方法については前回の記事で紹介しましたが、日本で言う披露宴はどんなものなのかをご説明しましょう。
まず、日本の結婚式会場やホテルの様に「招待状からドレスや引き出物まですべてパック」という楽々パックは基本的には存在しません。イタリアにもウェディングプランナーという職業が存在するので、その方に頼めばすべての手配を担ってくれるのかも知れませんが、そうでなければ全ての手配を自分でする必要があります。
まず会場の決定ですね。結婚式場の様なものは存在しませんので、基本的にはホテルのレストランや、街にあるレストラン、トラットリアなどを借り切って行われます。招待客は日本より多く、おそらく100人前後が普通ではないでしょうか?日本と違って関係性の薄めの人も呼ばれますし、基本、夫婦や家族での参列になります。なので、どうしても人数は増えますよね。私の場合も主人の親戚関係だけで50人程度にまで膨れ上がりました。
私達が自分たちで行った準備の一例ですが、1)結婚式の衣装の準備。レンタルは存在せず、購入します。義母と義妹に付き合ってもらって、10軒弱のお店を見てまわりました。もちろん、ドレスにあわせた靴や小物類もすべて自分でそろえます。ちなみに、古い慣習で花嫁のドレスは花婿の両親(特に母親)からプレゼントされるらしく、私も義母からお祝いとしてプレゼントしていただきました。
2)挙式場と披露宴会場のお花の準備。挙式場のサイズ、披露宴会場の卓数なども確認しながらの発注です。「こんな感じですべてお任せ」とお願いできる優秀なお花屋さんに出会えてラッキーでした。私が持つブーケと髪につける髪飾りも一緒にオーダーします。
3)ヘアセットとメイクの手配私達は挙式会場が自宅から離れていたため、ネットで探してエイやで決定しました。値段設定も様々で本当に難しかったです。こういう時に、イタリア版の口コミサイトはとっても役立ちました。私つかったサイトはこちらです。https://www.matrimonio.com/
4)カメラマンの手配安ければ500€、高ければ2000€と幅がありすぎて本当に困ったカメラマン選び。アルバムは自分たちで作成することにし、撮影データを渡してもらうだけのサービスで限定して、予算の上限もつけて決めました。
5)音響の手配会場でオーソドックスな音楽は流してくれると言われたものの、音楽好きな義妹とその彼が、サックスとDJ二人編成による生音楽をプレゼントしてくれました。アペリティーボ(前菜)の時間と食後のダンスタイムに素晴らしい音楽を提供してくれました。
当日、その場で召し上がっていただく用のCofetti。そして、こちらはお持ち帰り用。
7)会場までの車の手配日本と違い挙式場や披露宴場所が遠く離れている場合が普通です。また、花嫁、花婿とも自宅から出発して会場入りします。マイカーなどを利用する場合もありますが、私の為には主人のオジサンが素敵な車を手配をしてくれました。
細かいことはまだまだありますが、全ては書ききれませんのでこの程度で…。
3回で終わらせる予定でしたが、終われませんでした!次回4回を最終回として、挙式や披露宴の当日の様子についてご紹介します。
では、またお目にかかりましょう。Ci vediamo presto.
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