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ピンクやブルーだけではない!スバン空港近くにあるグリーンモスク

逗子 マリナ

逗子 マリナ

マレーシア特派員

更新日
2019年3月6日
公開日
2019年3月6日
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イスラム教が国教のマレーシアでは国内のいたるところにモスク(Mosque:英語/Masjid:マレー語)があります。

宗教施設ではありますが、ルールやマナーを守ることで一部見学を許可されるので、国内外のツーリストの人気のツーリストアトラクションとなっていることもあります。

クアラルンプール市内や近郊で人気なのは、ピンク色をしたプトラジャヤ(Putrajaya)にあるプトラ・モスク(Putra Mosque/Masjid Putra)、ブルーの色をしたシャー・アラム(Shah Alam)にあるスルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスク(Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah)、茶色がかった色のマスジッド・ジャメ(Masjid Jamek Sultan Abdul Samad)などではないかと思います。

クアラルンプール国際空港(KLIA)ができるまでは、スバン空港の名称で知られるスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(Sultan Abdul Aziz Shah Airport)がクアラルンプールの空の玄関でした。

そのスバン空港のすぐ近くには、なんと緑色のモスク(グリーンモスク!?)があるのです。

スバン・エアポート・モスク(Subang Airport Mosque)と呼ばれていますが、フェイスブックにはスバン空港緑色のモスク(Masjid Hijau Subang Airport)と書かれています。正式名称はMasjid Lapangan Terbang Antarabangsa Subangです。

ヒジャウ(Hijau)とは、マレー語で緑色という意味です。

1994年に完成した当時はスバン空港を訪れる国内外のモスリムのためのメインモスクだったのですが、現在は近隣住民のための礼拝所となっているとのことです。

緑は中東を始めとする国々などにも採用されており、イスラム教の象徴的な色の1つなのだそうです。

ドームや屋根、ミナレットも緑色が鮮やかで、思ったよりも大きくて驚きました。

礼拝の時間ではなかったので、風格のあるモスクと周囲ののんびりとした光景がマレーシアらしさを感じさせます。

マレーシアに住んでいると日常生活で目にするモスク。

青空や夕日を背景にしている姿の美しさを見るにつけ、芸術性の高い建築であることにも改めて気づかされます。

【データ】

施設名:スバン・エアポート・モスク(Subang Airport Mosque)

住所:alan Lapangan Terbang Subang, Seksyen U3, 47200 Shah Alam, Selangor

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