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春の草津市いちご巡り(2)こはる農園

フナズシマル

フナズシマル

滋賀特派員

更新日
2019年4月3日
公開日
2019年4月3日
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こはる農園

対岸に比叡山を望む草津市下物町には広大な田園地帯が広がります。そんなエリアを草津市と守山市の名産であるメロンでつなぐ「メロン街道」が真っ直ぐ貫いていますが、そのメロン街道沿いに1軒のいちご農園があります。

それが「こはる農園」です。

こはる農園では「あきひめ」や「紅ほっぺ」という品種のイチゴを、4棟のハウスで愛情込めて育てられています。

実はご主人、数年前まで大阪でサラリーマンをされていたのですが、奥様の実家がある滋賀県へ移住。一念発起して農業を勉強され、こはる農園を開園されました。

こちらではシーズンになると、毎朝摘みたてのイチゴを販売されていますが、大変人気なのですぐ売り切れてしまいます。ちなみにこはる農園のイチゴはスーパーや道の駅では手に入りません。イチゴが一番美味しく食べられる摘みたてにこだわり、ハウスでの直販のみなのです。

スーパーなどに並ぶものは流通の関係上、どうしても完熟前に出荷しないといけません。完熟したイチゴ(特にあきひめなどの柔らかい品種)は流通過程で傷つき易いのです。直販なら一番美味しいタイミングをイチゴのプロが見計らって摘み取り、丁寧にパック詰めされていますので最高のイチゴが食べられるのです。

私も特大イチゴをゲットしましたよ。一回で口に入らないほど大粒なのに、ヘタから先っちょまで濃厚な甘さがぎっしり。至福の瞬間ですね!

こはる農園さんも、例に漏れず昨年の台風で被害を受けたとのこと。ハウスの天井を見上げると骨組みに当時の影響が伺えます…。

そのためイチゴが少なめだということですが、これから4月中旬にかけてイチゴ狩りもできるようになるそうですよ。

こちらのハウスでは、なんと土足禁止。ハウスの中では専用のスリッパで移動します。そうすることでホコリが舞い上がらず、キレイな状態で摘み取ったイチゴをいただくことができるって訳です!ここまでこだわっておられるイチゴ農園さんはなかなかありません。

人気の理由がわかりますね。

NICOLAO

と言う訳で、ファンの多いこはる農園のイチゴ、カフェでも人気。

草津あおばな館にある、ファーマーズカフェ愛彩の「NICOLAO」さんにきました。

こちらでは「こはる農園」さんのイチゴを激推しのメニューが!

「こはるフラッペ」と「こはるフルーツ」はこはる農園のこだわりイチゴを贅沢に使用したフラッペやサンドイッチになります。

私は「こはるフルーツ」をいただきました!

新鮮なイチゴが生クリームの中にたっぷり詰まっていて、食べ応えも十分。生クリームも主役のイチゴの存在をうまく引き立てる絶妙なバランス!いくつでも食べられそうな美味しさです。(こはるフルーツは予約もできますよ。)

いかがでしたか?

京阪神の都市からもアクセスの良い草津市で満喫できる春の味覚。

こだわり農園のこだわりのイチゴ達は、一度食べたらもうスーパーのイチゴでは満足できなくなりますよ。

是非、摘みたてをゲットしてみてください!

【こはる農園】

〇場所:滋賀県草津市下物町1284

〇TEL:080-1496-6013

〇HP:http://koharufarm.web.fc2.com/

〇アクセス:

メロン街道沿い 下物北バス停を北に約200m

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