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NO.67 イタリア旅行中にイタリアらしいものを気軽に購入するススメ

丹羽 淳子

丹羽 淳子

イタリア特派員

更新日
2019年5月15日
公開日
2019年5月15日
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みなさん、おはようございます。アンコーナ特派員の丹羽淳子(ニワアツコ)です。令和が始まって少し日が経ちましたが、どのような感じなのでしょうか?イタリアに来てしまうと、日本のことを肌で感じることができず、なんだか変な気持ちになります。長いお休みだったとのことで、イタリア旅行にいらっしゃった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

最近はアパートメントタイプの宿泊施設なども多くあり、旅のスタイルも様々になってきましたよね。自炊をされる方や軽く一杯ホテルのお部屋で引っ掛けたいときなど、ぜひ利用していただきたいのが、中規模以上のスーパーマーケットにはかならずある「出来合いのもの量り売りコーナー」です。

時間帯によっては、黒山のひとだかりとなるこのカウンター。主にはハム類、チーズ、お肉や魚のフライといったメイン料理、パスタや前菜等、いろいろなものを選ぶことができます。

頼み方は簡単なのですが、"コレ"があれば、1枚取ってくださいね。下の写真、上部中央をご覧いただければ電光掲示板がありますよね?ここで持っているチケットの番号が表示されるとあなたの順番ということになります。ただ、機能していない場合も多々あるのと、同じ人が何枚も取っている場合があり、ぼけっとしていたら順番をさらっと抜かされている場合もあるので、電光掲示板の動きは前もって確認しておくことをオススメします。

このカウンターで個人的にテンションが一番上がるのは、やはり「ハム」の量り売りですね。生ハム(プロシュットクルド)から、サラミまでいろいろな酒類のハムが塊りで陳列されています。欲しい商品とグラム数を伝えるとそのままスライスしてくれます。切りたての新鮮なハム、とっても美味しいですよ。値段は安ければ100g1€程度からあります。生ハムやプロシュットコット(ハム)ならば、100gで大体2€から3€程度でしょうか。おつまみで召し上がるのならば、1種類100g程度で十分だと思います。ちなみに、100gは1エットという単位になります。100gでしたら、「1 etto (ウンエット)」と伝えてくださいね。

お惣菜コーナーも基本的に「その場で盛ってくれる」タイプ。日本のように前もってプラスチックトレイに入っているよりも、こっちのほうがなんだか楽しく感じるのが不思議です。ハムやチーズ、お惣菜もですが、味のイメージがわからないときなどは、カウンターにいる店員さんに説明してもらったりも出来るので、これも便利。あと、目の前で盛ってもらえるので、自分の必要としている量が確認できるのも良いですよね。言葉の壁が高くてちょっと躊躇してしまうかも知れませんが、生ハムなどに関しては、日本では超高級品として扱われているような種類のものもあります。ぜひ、身振り手振りを交えて挑戦してみて下さい。たとえ間違っても食べれます(笑)。

では、今日も一日、Buona giornata.

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