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ミニキャメロンハイランドと呼ばれるアグロテクノロジーパーク

逗子 マリナ

逗子 マリナ

マレーシア特派員

更新日
2019年5月15日
公開日
2019年5月15日
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キャメロン・ハイランド(Cameron highlands)の中心となるのがタナラタ(Tanah Rata)の街。

クアラルンプールやイポー、ペナン島などから高速バスが発着するターミナル・フリージア(Terminal Freesia)があり、総合病院、商店街、郵便局、銀行などあります。

山の中の鄙びた街を想像すると、ちょっと意外かもしれません。

そして一番の魅力は、その涼しさ。

常夏のクアラルンプールから比べると、常春と呼ばれ日中でも25度前後の気温はまさしく高原リゾート。

ついついブラブラと街を歩いたりしたくなります。

これ、実はなかなかマレーシアでできないことの一つかもしれません。

キャメロン・ハイランドを訪れる時に立ち寄るのがアグロテクノロジー・パーク・マーディ・キャメロンハイランド/タマン・アグロ・テクノロジ(Agro Technology Park in MARDI/Taman Agro Teknologi)。

リサーチセンターを中心とした農業研究所でもありますが、公園として市民やツーリストの憩いの場となっています。

イギリス式庭園(English Garden)や茶畑(Tea Plantation)などのほか、いちご農園や散策路もあり、40種類のバラや10種類ものストロベリーなどが育てられています。SNS映えするスポットも多い割には知られていない?スポットかもしれません。

さまざまな草花が咲き、果物などが育てられている園内は色鮮やかで、ミニキャメロンと称されるます。

というのも、キャメロンハイランドの原風景が一カ所に集まっているようにも見えるからです。

しかもミニ紅茶プランテーションもあります。

キャメロン・ハイランドで紅茶といえばボー(Boh)、キャメロン・バレー・ティー(Cameron Valley Tea)がよく知られていますが、園内には(おそらく)国内最小?の紅茶会社キラン・テ(Kilang Teh)があり、紅茶を作っていて購入することができます。

それにしても、こんなに歩き回れるのは涼しいからこそ。

マレーシアにいるとは思えない、エアコンのない夜も含めて、ついつい足を運んでしまうお気に入りの場所の一つです。

週末や祝日、スクールホリディは旅行者などで周辺道路も渋滞し移動も大変なキャメロン・ハイランド。タナーラタの街に滞在するならなら、歩いてアクセスできるアグロテクノロジー・パーク・マーディ・キャメロンハイランド/タマン・アグロ・テクノロジに出かけてみてはいかがでしょうか。

【データ】

施設名:アグロテクノロジー・パーク・マーディ・キャメロンハイランド/タマン・アグロ・テクノロジ(Agro Technology Park in MARDI/Taman Agro Teknologi)

住所:JKR266, Jln Persiaran Endah, 39000 Tanah Rata, Cameron Highlands

Tel:605 – 491 1255

営業時間:8:00-17:00(水曜-月曜)

休み:火曜日、Aidilfitri、Aidiladha(イスラムの祝日)

入園料:大人RM5(約134円)、学生RM(約53円)、6歳以下の子どもと60歳以上の大人(無料)

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