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20年以上も前に初めてスイスの地を踏んだのは、チューリヒ。マッターホルンを望みながらのスキーも楽しんだのですが、子供心にも何故かとてつもなく物価が高かった印象がありました。
それもそのはず、チューリヒはパリと並んで世界でも二番目に生活費が高い都市でした。(出展:MEMORVA)なので、今回ジュネーヴでも戦々恐々としていたのですが、特に外食に関して言えば案の定かなりのお高め設定でした。
Pizzeria Da Paolo
時刻は午後4時。ランチは終わりレストランは丁度中休みに入ってしまう、中途半端な時間帯で開いているお店を探すだけでも苦労しました。そこで、とにもかくにも営業していたイタリア料理店 Pizzeria Da Paolo に入りました。
まあまあの客入りで、席も自由に座らせてくれサービスは良かったです。
ボリュームのある品々
駆け込みで入ったので、席につきメニューを開いてから値段にビックリ。が、他にチョイスもないので見ないフリ‥。以下、頼んだお料理の一部です。
チコリのゴルゴンゾーラソースがけサラダ15フラン(約1630円)。チコリの葉の形を活かした可愛らしい盛り付けです。
ミネストローネ16フラン(約1740円)。野菜のダシではなく、スープの素が使われてそうな見た目と味で、最近ロシアで食べた同じ物の質があまりにも期待以上だったので、つい比べてしまう出来栄え。
ピザ専門店と名乗り、ちゃんと窯で焼き上げているだけあり、ピザ マルゲリータ17フラン(約1850円)は普通に美味しかったです。
赤ワイン煮のリゾット28フラン(約3050円)は、日本の優に3倍はありそうな量で、それで値段も3倍なんでしょうか。酸味が強く、かつ具が一切ないので少々飽きがきてしまうのは致し方ありません。
日本ではユッケを気軽に食せなくなって久しいので、こちらで頼んだビーフ タルタル34フラン(約3700円)は嬉しいご馳走でした。
嬉しいサービス
嬉しいと言えば、さすがはチーズフォンデュの国?イタリアンなので関係ないかもしれませんが、料理とは別に大量の生パルメザンチーズがドンと各テーブルに出されます。
始めは何にかければいいのかよく分からず、パンにオリーブオイルも付いてこないのでパンにまで振りかけて食べてみました。その後、リゾット等にもかけましたが、パルメザンと言えば日本ではもっぱら乾燥したものが主流なので、生でこんなにかけ放題なのは嬉しい。
パンもこちらは無限お代わりタイプで、なくなるとすぐに持って来てくれるのも気が効いてるな、と感心しました。どうしてもオリーブオイルが恋しくて頼むとちゃんとチリ、バルサミコ酢との3点セットを豪快に持って来てくれました。
結果的には余計な物を頼まなかったのもあり、まぁロンドン都心部より気持ち高めか?という程度の感覚になりました。帰り道、他の食堂のようなエスニック料理店でも一皿の値段が同じようなものだったので、やはりジュネーヴ全体の物価高なのかと納得しました。ジュネーヴの生活費は世界で6番目に高く、冒頭のチューリヒと合わせてスイスはベスト10に2都市も入っています。(出展:MEMORVA)どうりで高いワケだ!
Pizzeria Da Paolo住所: Rue du Lac 3, 1207 Genève, Suisseアクセス: 鉄道 Geneva 駅より徒歩約15分営業時間: 11時45分〜23時45分URL: https://dapaolo.ch/