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ビートルズ好きには堪らない、ジョン レノンの名前を冠したリバプールのホテルに滞在してきました。リバプールの空港名がジョン レノン エアポートなので、単に地名をつけたいわゆる空港ホテルですが、あまりにも世界的に有名な人名なので気分が上がります。
空港ホテルならではの特徴
上がるのはビートルズファンだけではありません。ホテル裏にはクラシカルな昔の飛行機がドーンと展示され、施設自体はかつての空港ターミナルを利用したものなので、航空ファンの方、飛行機好きの子供にも好評なホテルだと言えます。
ジョン レノン本人も宿泊!
クラウンプラザはイギリスに本部を置く、インターコンチネンタル グループ (IHG) の高級ブランドで、日本では全日空が運営しています。出張者をターゲットにしたコンセプトなので、市内の中心部やこちらのように空港近辺のビジネスに便利な立地にこだわっています。
1960年代にはビートルズが訪れたこともあるそうで、館内は当時の雰囲気さながらレトロな雰囲気が溢れる、落ち着いた造りとなっています。ファンには嬉しい、ビートルズ ルームと名付けられたスイートルームもあるそうです。
幅広いサービス
さすがビジネス客を想定しているだけあり、他とは随分異なるサービスに驚きました。例えば、チェックインの時間がよくある午後3時ではなく、2時だったり反対にチェックアウト時は通常より2時間も後ろ倒しの正午。個別にお願いしてみる以外、始めから交渉なしでこの時間というのは珍しいかと思います。
今や旅先には欠かせないWi-Fiも、部屋番号もメールアドレスも記入せず、クリック一つで利用できます。充電時のコンセントもベッドごとについており、それもUSB仕様なのでうっかりアダプターを忘れてしまった際にも使えて便利です。
朝食時間が朝7時からというのもまた法人サービス慣れした設定ですが、更に驚くのがその後11時までやっているという点です。(週末だけのようで月曜日は10時半まででした。)今回私達は予想外にチェックイン予定時間を過ぎてしまい電話連絡を入れたのですが、対応してくれたスタッフの物腰は柔らかく、実際の到着時には私の声を覚えてくれていたりと、とても感じの良い接客でした。
ユニークなアメニティ
珍しいのはサービスだけではありません。室内のアメニティまで、特にヨーロッパではあまり見かけない盛り沢山な内容となっています。バス用品は通常のセットですが、枕に香り付けをするピロー スプレーなる物がついており、初めて目にしました。
無料のお水も、お高いホテルでもない場合があるのでヨーロッパでは期待しなくなったのですが、こちらはしっかり Complimentary の札が。しかも、これまた珍しい炭酸水。海外産らしく、炭酸がキツめで私好みです。
また、日本の旅館よろしく、お茶菓子までついているのも欧州では珍しい。しかもやけにボリューミーなビスケットなのがまたイギリスらしいです。
元飛行場を眺めながらの朝食
お楽しみの朝食でもユニークさは全開で、まず、窓からは元飛行場と年代物の飛行機が見えます。
そして、その場で調理して貰えるオムレツの代わりに、日本でもここ数年流行りのエッグ ベネディクトが朝食メニューの一つとして、別途オーダー出来るのです!普通のハム入り以外にも、よりヘルシーなほうれん草入りや燻製魚のグリルも出来立てを持ってきてくれます。
お腹がいっぱいになったらいざ、ホテル前のバス停から市バスに乗って街中観光に出かけましょう!中心部まで一本で行けるので便利です。
Crowne Plaza Liverpool – John Lennon Airport住所: Liverpool Airport, Speke Aerodrome, Liverpool, L24 8QDアクセス: ジョン レノン空港より車で約5分、バス停 Banks Road Stop 停留所徒歩2分URL: https://www.ihg.com/crowneplaza/hotels/jp/ja/liverpool/lplcp/hoteldetail