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No.87 Osimoにある有名なパスティッチェリア Pasticceria Lombardi

丹羽 淳子

丹羽 淳子

イタリア特派員

更新日
2019年10月2日
公開日
2019年10月2日
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みなさん、おはようございます。日本にいた時から、甘いものとパンが大好きなわたくし。新しいケーキ屋さん"Pasticceria"にたどり着くことが出来ると至福の喜びを感じます。この辺りでは、1~2時間ほどお友達とおしゃべりが気軽に出来るようなカフェはとても希少な存在です。そう、スターバックスも昨年ミラノでやっとでオープンしたほどで、こちらのカフェとしての位置にあるBarに関しては、"お茶をする"という行為は立ったままが基本スタイル。そこで何時間もペラペラお喋りをするという文化はほとんど無いように思えます。本当に、この国の女性たちはどこでお喋りしてるのかな、と不思議になるくらい。

「お昼時間に軽く何かが食べれて、2時間程度お友達とおしゃべり出来る場所はないかしら」と探していた時にたまたま見つけたのがこちらのPasticceria Leopardi。Pasticceriaの多くはお昼時間がおやすみになることもあるし、あと落ち着いて座ることが出来るテーブルが無かったり。こちらのお店は店内も広々。洋菓子を売っているコーナー、ブリオッシュやサンドイッチを売っているコーナー、パンを売っているコーナーと分かれていて、テーブルもざっと見たところ10台程度あります。イタリアで売っているホールケーキの生タイプは大体このようなスポンジやハードな感じが多いですね。

クリームを使ったものになると、大体がセミフレッドと言われる半冷凍タイプになります。

そしてこちらの棚は朝ごはんやおやつとして食べられるブリオッシュやサンドイッチ。ちなみにイタリアで言うサンドイッチとは、日本のような食パンを使った物を想像してはいけません。この写真のマカロンの上部に写っているパンが見えるでしょうか。基本的に、横に開いた小さめのパンに、具材として1種類なにかが入っているものを指します。具材はプロシュットクルドや、プロシュットコット、サラミ、ツナ(シーチキン)など。かなりあっさりしているので、食べても全然食べた気にならないのが実情です。ブリオッシュ同様1€設定が多いように思います。

そしてブリオッシュは日本で言うところのクロワッサンですね。クロワッサンの中に何かが挟まっていることが普通で、大量のジャムや、ピスタチオクリーム、チョコクリームなどがあります。

そしてこちらは生チョコレートコーナー。

こちらは先日行った際に友人が頼んだ朝ごはん。シュークリームが白鳥の形に。

お味もすべて素晴らしいですよ。お値段も良心的ですし。こちらのお店のパティシエさん、Almando Lombardi氏は、2015年の "il Maestro Pasticcere dell'Anno 2015"にも選ばれたほどの腕前。ですので、OsimoのPasticceria Lombardiの名前を知っているアンコーナ人は多く、ご自宅にお呼ばれした際の手土産として持っていくと喜ばれるお菓子屋さんの一つです。カフェ使いもできる優秀なPasticceria Lombardi、オジモにいらっしゃった際はぜひよってみてください。城壁の外周道沿いにありますよ。

Ci vediamo presto. Buona giornata.

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名前:PASTICCERIA LOMBARDI所在地:Via Colombo, 145 60027 OSIMO (AN) TEL: 071 714875時間:木曜日を除く全日:06:00~21:00、木曜日:06:00~14:00定休日:無し

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