キーワードで検索
緑の木々や岩肌、湖のコンビネーションが織りなす美しい景色に魅了され、シーズン中はハイキングを楽しむ人々が後を絶たないアッペンツェル地方。
雪が溶け始める5月下旬くらいに山小屋(宿泊施設とレストランが合併したもの、Berghaus ベルクハウス)がポツポツとオープンしだしたら、待ってました!と言わんばかりに、平日の夕方5時頃から山に登り始め、7時頃にレストランで食事をし下山して行く、という人々をよく見かけます。
そんな風に愛されているハイキングに一味違った色を添えてくれるのが、このアッペンツェラーウィスキートレック。
有名な山にある26の山小屋がオーク樽を使って蒸留したウィスキーのミニボトル(100ml)を集めて回ろう!という、ウィスキー好きとコレクターにとっては見逃せないアイディアです。
26種類のウィスキーはそれぞれ味、色、香りが違うので、味比べをするのも楽しみの一つ。
公式ホームページの説明によると、気圧の影響によって、高度が1m高くなるにつれてウィスキーの濃度も高くなるそう。
26の山小屋が掲載されたマップも公式ホームページからご覧になれます。
ハイキングで楽しめる景色の一つ。
こんもりした山に見えますが、しっかりハイキングコースが設定されています。
山小屋でウィスキーを注文して味を確かめてから購入するもよし、全部集めるぞ!という意気込みで26枚綴りの引換券をあらかじめ買って、山小屋でウィスキーと交換するもよし、はたまた9本分の引換券を選ぶのもよし。
我が家では、夫が結婚記念日にフレームと引換券をセットでプレゼントしてくれたので、ぼちぼち集めてはフレームに収めて眺めています。
引換券で交換したウィスキーは飾るため、そしてもう1本は25フラン(約2750円)をさらに払って「飲むため」に買ってきている私たち。あと18本も取りに行かなくてはならないのですが、健康のためにハイキングをしよう!(でも、目的はウィスキー)というモチベーションになっています。
6月初旬にみた子鹿。
引換券セットやフレームはBrauquällで注文できます。
我が家のコレクション。
9本分 150.00フラン(約16400円)
全26本分 390.00フラン(約42600円)
*引換券をオンラインショップで注文、購入し、現地の各山小屋でウィスキーボトルをもらう仕組みです。
*引換券には期限があるのでご注意ください。
*ハイキングシーズン終了は10月中旬です。
*2019年6月初旬現在の情報です。