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ゼーアルプ湖の山小屋で一泊し、朝からシェフラー(Schäfler)に向けて歩き出しました。
湖の周りの平らな道には野草が咲き乱れています。
雲ひとつないお天気の日だったのでゼンティス山(Säntis、正面奥の白く見える山)もくっきり見え、この景色だけでもうご満悦。
湖ではボートを借りて(30分5フラン、約550円)、一生懸命漕ぐ人あり、湖の真ん中で停めてお昼寝する人ありで、見ているだけで和みます。
私たちは、ここからシェフラーまで2時間半のルートを選択。
違いは、最後の1時間で崖にも見える急な斜面を登るか、はたまた比較的なだらかな道を行くか、です。
私たちはなだらかな道を選びましたが、まだ雪が残っていたので少し滑りやすい道もあり、スイス人の夫は楽しく、慣れない私はおどおどしながらも興奮して歩きました。
標高1143mのゼーアルプ湖(Seealpsee)から1925mのシェフラー(Schäfer)までの道すがら・・・さっきまでいたゼーアルプ湖があんなに小さく!
シェフラーからは、ドイツの国境に横たわるボーデン湖(Bodensee)やオーストリアの山々も見渡せ、レストランで景色を楽しむだけでも数時間はいられるような居心地の良さ。
各山小屋ではアッペンツェルの郷土料理はもちろん、その山小屋のお得意料理も楽しめます。
目安は、「たくさんöやüやäがついた名前」。ドイツ語とスイス語の簡単な見分け方の一つです。
この山小屋もアッペンツェラーウィスキートレックに参加しているので、私たちはミニボトルを手に入れました。