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牛にひかれて善光寺参り
「牛にひかれて善光寺参り」と言えば、長野県の善光寺にまつわることわざとして有名ですよね。
実は滋賀県・栗東市にも「牛にひかれて」参る善光寺があります。
旧東海道を草津宿から石部宿へと進む途中、徳川家康も休憩した小休本陣・和中散本舗を過ぎたところに「新善光寺」の参道が現れます。
新とつけるくらいだから、元はやはりあの長野県の善光寺なのだろうな…と気になっていたので、ちょっと見に行ってみることに。
とは言っても、地元の人しか知らないようなマイナーなお寺。大したことないだろうと思っていたら、その門構えにビックリ! 集落の中に突然現れた巨大な山門に圧倒されます。さすが善光寺を名乗る寺院。
境内には仏様の使いの「牛」もいましたよ。まさにここは善光寺の正当な流れを組む寺院なんですね。
地元の人にとっては、「牛にひかれて」参るのは、こちらの新善光寺なのかもしれません。
気軽にお参りできる新善光寺
本堂も大変大きくて立派な造りになっています。
本堂の中にも気軽に入らせていただけますよ(拝観料などは無料です)。入ったところに何故か千代の富士の大きな写真が飾られていました。
お寺の本堂の中ってあまり入る機会がないですが、やはり荘厳な空気が流れていて、現世ではないような雰囲気が醸し出されてますね。
他にも境内には自分で衝くことができる「しあわせの鐘」や、触れるとご利益のある「愛」の文字が表されたパワーストーンなど、気軽に立ち寄りご利益を得られる場所が用意されてます。
びわこ108霊場など、各種御朱印巡りの札所でもあるこちらのお寺。迫力ある山門だけでも一見の価値ありです。
【近江・新善光寺】
〇場所:滋賀県栗東市林256
〇TEL:077-552-0075
〇HP:https://www.shinzenkoji.jp/
〇アクセス:
JR草津線「手原駅」下車 徒歩30分
名神「栗東インター」より車で5分