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1291年8月1日にスイス連邦が誕生しました。
その記念日をスイス全土で派手に祝うのですが、ここアッペンツェルでも密やかに?地元民が楽しんでいます。
あちこちで花火が打ち上がるのが、7月31日の夜8時くらいから。
花火と言っても、日本のような花火大会が開催されるのではなく、どうやら個人がそれぞれ花火を購入して、好きな時に上げている模様。
我が家の近くにも出店のようなスタンドが立ち、色々な種類の打ち上げ花火が売られていました。
日本円でいうと、1万円から5万円くらい、1家族や1グループが購入するとか、しないとか。
いつもは比較的おとなしいスイス人ですが、建国記念日となるとそわそわしだし、7月31日も8月1日も、夜8時にはバンバン花火の音がします。
ここでの夜8時というのは電気がなくても全てが見渡せる明るさなので、かなりのフライングと言ってもよく、スイス人がどれだけ興奮しているかが計れるよう(笑)
この夜は、飼い猫、飼い犬たちが大騒ぎする傾向があるので、ペットは外に出さずに家でおとなしくさせている人が多いようです。
ご近所さんは、子供達も一緒に盛大なパーティーをしている様子ですが、子供のいない私たち老夫婦は、ひっそり庭で夕食を楽しみました。
2人とも疲れ切っていて料理をする気力がなかったので、簡単すぎるけれど、フォンデュ(汗)
グリュイエールチーズと、地元のアッペンツェルチーズを混ぜた、「夫ミックス」で簡単に。
雰囲気を出すために、買っておいたランチョンマットも活躍。
スイスの有名なものが描かれていて、ちょっと子供っぽいけど、可愛いかな?
こういうスイスの国旗が入ったグッズは、大手スーパーのミグロ (Migros) や コープ (coop)、デナー (Denner) で7月から8月中旬くらいまで販売されます。
8月1日以降だと半額になるので、私はこの時に買いだめして来年に登場させています。
スイス国旗を家の表に掲げます。
庭から見える、アッペンツェル地方で一番高い山、ゼンティス(Säntis, 2500m)も、この日はスイス国旗が掲げられます!
夫によると、25m x 25mほどのサイズで、スイスで一番大きな国旗として有名なのだとか。
「スイス人って、本当にスイス人であることを誇りに思っていて、スイスが本当に好きなんだな」と感じるこの建国記念日。
もし旅行で来られたなら、いつもとは一風違うスイスとスイス人が見られると思います。