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【夏休みの里帰り2019】 米国から日本への航空券の求め方

かん

かん

特派員

更新日
2019年6月8日
公開日
2019年6月8日
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こんにちは、かんです。この6月より8月まで日本に一時帰国(里帰り)いたします。

この機会に、米国から日本行きチケットを買う場合はどうするのか。直行便でない場合、どういう経路があるのか、などをご紹介したいと思います。

どこで買う? 米国から日本への航空券!

やはり、ウェブサイトや在米の日系旅行代理店(窓口や電話センター)がおすすめです。

サンノゼにはいくつか日系旅行代理店(窓口)があり、また、窓口がなくとも、電話で日本語で航空券を取ることができます。

私はここ数年来、一途にIACEトラベルにお世話になっていますが、友人たちからは近畿日本ツーリストHISなども良いと伺っています。(下記:各社サイトより画像をお借りしています。)

KAYAKExpediaなどもありますが、一度、こちらを利用して米国国内線でスタンバイ(席が保証されていない航空券)を販売されて苦い経験をしたことがあるので、担当者がきちんとつく代理店を利用するようにしています。

IACEトラベルの便利なところは、サンノゼに窓口があり、また電話やウェブサイトでも航空券検索や購入ができるところでしょう。

私が受けたIACEトラベルの過去の嬉しいサービスとしては、

①IACEトラベルで購入した航空券のサンフランシスコ(SFO)出発ロス(LAX)経由成田(NRT)の帰路便(成田→SFO)が、航空会社のスケジュール変更でロスに一泊しないと乗り継ぎができなくなった。IACEトラベルの担当者が航空会社と交渉して、NRT→SFOの直行便に変更を確約した上で、その直行便でも良いか、と旅先(日本)に連絡をくれた。

②IACEトラベルのウェブサイトで航空券を検索していて、価格確認のつもりでサイトを展開したところ、購入扱いになってしまった。電話センターが24時間受付だったので、慌てて電話したところ、通常は一度購入した航空券はキャンセルできないはずであったが、事故ということで即キャンセル対応をしてくれ事なきを得た。

があります。電話であれウェブサイトであれ、私は今までとても確実で丁寧なサービス対応をいただいているので、安心して利用させていただいています。航空券価格も、他社と比較してそう悪くないと思っています。

いつ買う? 米国から日本への航空券!

前述した在米日系旅行代理店のメーリングリストに登録をしておくと、セール情報のメールや葉書が届きます。

サンノゼでは、大体秋口から年末・年始にセールが多いように感じます。

夏休みの里帰りの場合、6月まで待っていると、7月発の激安航空券が出る場合もありますが、これはカケです。あまりおすすめできません。

できれば、年末、遅くても3月末までには航空券を購入しておくのが良いと思います。

しかし、来年は東京オリンピック2020。来年の航空券事情は若干変わるかもしれませんね。

どういう経路で買う? 米国から日本への航空券!

どういう経路?って?と思われるかもしれません。

ですが、昨今、サンノゼ(またはサンフランシスコ)から日本への直行便は出発する時期によってかなりお高いのです。

駐在員の方々は直行便が主流ですが、永住組と呼ばれる私のような米国人との結婚もしくは現地採用でこちらに定住している日本人の方々の場合、経由便も選択肢に入ります。

直行便の場合は、サンフランシスコもしくはサンノゼから成田・羽田・関空へ飛ばれる場合が多く、サンノゼ在住の場合、サンノゼから羽田や成田へのANA直行便が人気です。(時期に寄るものの夏場のハイシーズンは一人あたり1800ドル前後から)

経由便の場合は、色々な選択肢があります。毎年、飛行機会社のサービスや価格料金は異なります。ですから、どの経由便がリーズナブルかを宝探しのように探します。今までにかんが利用したのは、

①ハワイアン航空 オークランド空港からハワイ・ホノルル空港経由で関空の往復 3人(子供2人+大人1名)で2400ドル位

②中華航空 サンフランシスコ空港から台北・桃園空港経由で中部国際空港(セントレア)の往復 3人で3200ドル位

③カナダ航空 サンフランシスコ空港からバンクーバー空港経由でセントレアの往復

セントレアからバンクーバー空港経由でサンノゼ空港(サンフランシスコ空港からバンクーバー経由で変更) 3人で3500ドル位

④カナダ航空 サンフランシスコ空港からバンクーバー空港・成田空港経由でセントレアの往復 3人(子供1人+大人2人)で3600ドル位

私は東京出身なのですが、今は三重県の方へ里帰りをし、滞在期間の最後に東京に一週間ほど滞在するというスケジュールです。

ですので、成田・羽田・関空・中部のどの空港でもあまり利便性は変わりません。厳密に言うと、セントレアが一番便利ではあるのですが、今回のコース④は、成田から鈍行30分くらいの友人宅に滞在していて、またそこからセントレアに新幹線を利用して移動するという少し哀しいものがありました。

なら、成田往復にしておけば、と思われるでしょうが、息子二人を連れた3人連れで成田往復と④では、13万円ほど差額があったのです。新幹線往復(5万)を引いても、8万円ほどお得な航空券でした。通常、IACEトラベルで購入すると、子供の航空券は200〜300ドル安くなります。今年から長男は中学生=大人料金になりましたから、それでも航空券が3600ドル程度に抑えられたのはラッキーだったと思います。

実は、前述したセールのときに探せばもう少し安くなると思います。しかし、私はいつも日本語補習校の新年度予定が発表(4月)になってから=遅めの時期に航空券を購入するため、損をしている部分があるのは確かです。

バンクーバー空港の利用は便利(2019年8月追記)

昨年、今年、と二年連続してバンクーバー空港経由を利用しています。バンクーバー経由と台北経由の航空券は大抵価格帯が似ているのですが、一昨年に台北経由、昨年にバンクーバー経由を利用して学んだのは、バンクーバー経由の場合、米国入国手続が簡単であるということです。

カナダと米国両国の特別な関係ゆえでしょうが、バンクーバー経由で米国に旅行する場合、バンクーバー空港で入国手続や税関手続きを終えてしまうことができます。

これは非常に楽なことなのです。

米国に入国する場合、通常、米国内の到着空港で入国手続の後、税関手続きをします。そして、預け入れた荷物を受け取ります。預け入れた荷物を持って空港を出る際、再度、荷物検査があります。そのまま口頭試問だけで通れることもあれば、再度、X線で荷物検査を受け、場合によっては荷物を開封されることもありえます。再検査をされたからと言って問題があるわけではありませんが、長期フライトの後、時間を取られるのはあまりうれしくありません。特に、子供が疲れてしまっている場合など。

バンクーバー空港経由で米国に入国する場合、昨年、そして今年の経験から(変更がない場合。空港や国同士の関係によって変更はありえることを前提としてください)、バンクーバー空港で入国手続も税関手続きも終わっているため、米国内の到着空港は国際空港であっても、荷物は国内線荷物受け取り(Baggege Claim)=乗客ではないお迎えの人が入ってこれる区域の場所での受け取りになります。

米国内の到着空港にたどり着いたら、手続きは一切なし。自分の荷物を受け取ってそのまま帰るだけ、というのは本当に楽ですよ。

そのためだけに、来年の里帰りもバンクーバー空港経由を考えてしまうところです。

では、皆さんも良い夏休みを!

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