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今回のハイキングでは、一泊二日で4本のウィスキーを集めました。
スタート地点はヴァッサーラウエン(Wasserauen)。
近くの山小屋「アルペンローゼ (Alpenrose)」でウイスキー1本目をゲット。
アッペンツェル鉄道が留まる、畑に囲まれた駅で、ここからケーブルカーに乗ったりハイキングをスタートしたりできることで有名な場所です。
今回は、ゼーアルプ湖 (Seealpsee)まで1時間25分の道を選びました。
1時間で着く道はほとんどが舗装された道路なのに対し、1時間25分のルートは山道を延々と歩きます。
大きめの石が敷き詰められた、比較的なだらかな道から始まりました。
なだらかだと思いきや、自分が歩いてきた道を見ると、意外に登ってます!
木陰のない石と草の道を40分ほど歩いた頃でしょうか、ゼーアルプ湖が見えてきました。
お天気が悪いから、少しもやがかかって暗いけど、それもまた愛嬌。
ゼーアルプ湖から、次はメスマー (Mesmer) に向かいます。
地図の表示では90分とのことですが、道がこんな感じなので、思った以上に時間がかかりました。
雪の上でもそうですが、雪や石によって力が分散されてしまうので、山歩きに慣れていない私が歩くと、感覚として1.5倍の力と時間がかかっていそう。
木に生えた葉っぱをハムハム食べているヤギたち・・・足取りがしっかりしていて、羨ましくなりますね・・・
しっかり歩くコツは、太ももにしっかり力を入れること、そして、足首を左右にくにゃくにゃさせないようしっかり保つことかもしれません。
メスマーへの道は登りが多く、気がつくと、さっきまでいたゼーアルプ湖があんな小さくなっていました!
写真撮影と休憩を入れて、合計1時間半ほどでメスマーの山小屋に到着!
この夜はメスマーの山小屋で一泊しました。
最高気温20度・最低気温12度くらいのお天気で、もやがかかっていたり曇っていたりはしていたものの、雨には降られず無事に到着できたことに感謝。
さて、Berghaus (ベルクハウス、山小屋)に泊まるときに気をつけたいのは設備でしょうか。
「シャワー無し」なんてところはザラで、シャンプーやボディーソープ、タオルの有無、トイレが部屋にあるか共同か、など事前に確認しておいた方が間違いがないと思われます。
ちなみにメスマーでは、私たちが予約したのが1日前だったからか空き部屋が残り少ないとのことで、「部屋にはベッド、鏡、椅子一脚、クローゼット(空)」があり、「シャワーとトイレは男女別での共同、シャワーは2分2フラン(約216円)、シャンプーやボディーソープ無し、タオルとバスマットとゴミ箱も無し、ドライヤーあり、物干しスペースあり」でした。
レストランでは、名物のルシュティ(Rösti, スイス風ハッシュドポテト)に目玉焼きがのっかったのと、地元のアッペンツェルビールを夕飯にいただき、見事にウイスキーボトルを手に入れてきました。