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森林保護区FRIMで熱帯雨林の自然に癒される

逗子 マリナ

逗子 マリナ

マレーシア特派員

更新日
2019年9月25日
公開日
2019年9月25日
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クアラルンプールの中心部から北西へ約16km、ケポン(Kepong)市のブキ・トランゴン森林保護区(Bukit Lagong Forest Reserve)にあるマレーシア森林研究所(Forest Research Institute Malaysia)。クアラルンプール市民からは略称のフリム(FRIM)と呼ばれ親しまれています。

政府機関が管理する熱帯雨林の研究所であり、森林の保護区。一説では世界最古のジャングルの一つと言われています。

基本的には研究所なのですが一般解放もされているエリアもあり、クアラルンプール近郊の自然散策に訪れる人やローカルの小中学校の遠足などでも訪れる姿を見かけます。

森林保護区となっているフリムですが生活の場でもあり、モスク、小学校、住宅などもあります。

まずはインフォメーションセンターへ。

人気のアクティビティはネイチャートレッキング、デイキャンプなど。

残念ながら大人気だったアトラクションの一つで熱帯雨林の木々の間に渡された吊り橋を歩いて散策するキャノピーウォーク(Canopy Walk)は維持するのが困難と判断されたため、2017年以降廃止されています(インフォメーションスタッフ談)。

トレッキングエリアは基本はガイドツアーとなります。ただしそれ以外のエリアなどは散策可能。

ローカルの方々などが散歩に訪れていたりする姿が見られます。

それにしても高速道路から1kmほどで熱帯ジャングルが広がっているのはマレーシアならでは。

涼を求めてスンガイクロー滝(Waterfall Sungai Kroh)へ。

清流が流れ日陰にはいるとびっくりするほど涼しさが感じられます。

中には腰まで使って涼んでいる人もいました。

そしてフリムでぜひ見たいのが、世界でもとても珍しいクラウンシャイネス(Crown shyness)という自然現象。木々が互いに太陽の光を浴びようと譲りあったかのように、葉や枝が重なりあうことなく共生している姿です。下から空を見上げると、まるでレースの模様が描かれているように見えます。※残念ながら画像はクラウンシャイネスではありませんが……

気軽に訪れられるのが魅力なのですが、森林保護区なのでインフォメーションセンターでガイドラインなどを確認してマレーシアの大自然を体感してくださいね。

【データ】

施設名:マレーシア森林研究所(Forest Research Institute Malaysia)

住所:Forest Research Institute Malaysia,52109 Kepong, Selangor Darul Ehsan, Malaysia.

Tel:+603-6279 7000

営業時間:9:00-13:00、14:00-16:30(月-木)、9:00-12:15、14:45-16:30(金)、9:00-15:00(土日祝)

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