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おはようございます。この夏、またまたウルビーノに行く機会がありました。同州内と言えども、距離にして片道80kmほどあり、なかなか訪れる機会がなく、また、訪れたとしてもゆっくり見学して回ることができないのですが、美術や宗教画にお詳しいお客様に帯同する機会があり、ウルビーノへの再訪となりました。
自分のためだけに訪れるのならば、予習もせず結果として「何も見ていない」という状況になるのですが、今回はターゲットを前もってお伝えいただいたので、「どこで」「何を見るか」がはっきりしており、これまで見たことも聞いたこともなかった場所を見学することができました。
Oratorio:オラトリオとは何かといいますと、教会の一部に属した場所になり祈祷所です。この建物建立は1500年初頭のこと。内部は1600年の終わりに再建され、ウルビーノ出身の画家 Carlo Roncalli:カルロ ロンカッリのフレスコ画で彩られた室内は今なお、その美しさに目を奪われます。
そして、このオラトリオが有名な理由がこのスタッコ製のプレゼーペ。プレゼーぺとはイエス・キリストの生誕のシーンを表現するもので、ここでは、建物が立つ丘の自然なくぼみをそのまま利用して、そのシーンを真っ白なスタッコ(化粧しっくい)で表現しています。
本日も良い一日を! Buona giornata.
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名前:Oratorio di San Giuseppe所在地:Via Federico Barocci, 42, 61029 UrbinoTEL: 0722 910259時間:10:00~13:00,15:00~18:00(日曜除く)入場料:Oratorio di San Giovanni Battista と両館共通で€4
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