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信楽が舞台の朝ドラスタート!
2019年9月30日から始まるNHK連続テレビ小説(通称:朝ドラ)の舞台は滋賀県甲賀市信楽!
信楽と言えば、全国的に有名なのは信楽焼のタヌキの置物ではないでしょうか?
今回の朝ドラは、信楽の地で人生の様々な問題を乗り越えながら、陶芸への情熱に炎を燃やす女性陶芸家が主人公。
最近、滋賀がロケ地となることが増えてはいるのですが、滋賀県そのものが舞台の朝ドラはなんと40年ぶり。
滋賀特派員としては、これは見逃すわけにはいきません!
と言うことで、舞台となる信楽へ取材と称して行ってまいりました。
ちなみに信楽は普段から自転車で良く行くサイクリングエリアでもありますが、ここは観光客になったつもりで信楽を満喫したいところ。前から一度乗ってみたかった「信楽高原鉄道」で、信楽の地を目指してみたいと思います。
信楽高原鉄道
信楽高原鉄道…、記憶されている方も多いとは思いますが、平成3年に死者42名、負傷者600名超という我が国の鉄道史上に残る未曽有の惨事があった路線です。今ではそのような悲しい事故の記憶から立ち直り、安全面も大きく強化されて走り続けています。
出発駅はJR草津線「貴生川駅」。貴生川駅には信楽高原鉄道の他、近江鉄道も乗り入れています。
間違えてJRの切符を買ってしまわないように…。信楽高原鉄道はこのオレンジ色の機械から「乗車駅証明書」を発券して改札を通ります。
「乗車駅証明書」ってこんなのです。
ホームには1両編成のディーゼルカーが待っていました! 深い緑色のキレイな車体です。
ちなみに忍者のイラストで全面をラッピングされた「忍者トレイン」なるものも。信楽のある甲賀市とは「甲賀忍者の里」でもあるのですよね。
自然が織りなす車窓を楽しむ25分のショートトリップ
ローカル線の旅って、やっぱり旅気分が盛り上がります。貴生川駅を出発した列車は、次の停車駅「紫香楽宮跡駅」まで約10㎞弱、ゆっくりと銀河鉄道999のように高度を上げていき、その間、列車の左側車窓からは絶景パノラマが広がります。やがて森林の中へと入っていくと、緑のトンネルが続く景色に。まるでどこか外国にでも来たかのようです。
終点「信楽駅」までには4つの駅がありますが、どれも無人駅。
それぞれ特徴的な観光・歴史スポットを持っています。雲井駅はまさに高原の駅、とても絵になるのでサイクリストにも人気ですよ。
およそ25分で信楽駅に到着。タヌキたちが出迎えてくれますよ。
駅を出ると巨大なタヌキが…。この大たぬき、シーズンに合わせた衣装で出迎えてくれることも。
いよいよ次は陶都「信楽」を探索したいと思います! (つづく)
【信楽高原鉄道・貴生川駅】
〇場所:滋賀県甲賀市水口町虫生野875
〇TEL:0748-82-3391(信楽高原鉄道株式会社本社)
〇HP:https://koka-skr.co.jp/index.html
〇アクセス:
電車:JR草津線「貴生川駅」乗り換え
近江鉄道「貴生川駅」乗り換え